詩篇44篇22〜26節「圧倒的な勝利者としての確信への道」

2011年10月9日

福島原子力発電所の事故以来、放射能漏れの影響は留まるところを知らないかのようです。みなが心を合わせて祈っているのに、神は沈黙を続けておられます。しかし、ふと、「主よ。なぜ眠っておられるのですか」という祈りを思い起こし、逆説的な慰めを受けました。それは、未曾有の悲惨の中で、神の沈黙に戸惑いながら、なお、神に信頼し続けた多くの信仰の先輩を思い起こしたからです。 “詩篇44篇22〜26節「圧倒的な勝利者としての確信への道」” の続きを読む

詩篇32篇「赦したいと願われる神」

2009年5月17日

子供はしばしば、親に叱られて大泣きした後、まるでそれを忘れたかのように身体全体で喜びを表現するということがあります。その笑顔を見ている親も、「この子は本当に反省しているのかな・・」と疑う前に、何とも可愛くてたまらないという気持ちになります。ダビデにも同じような子供の心がありました。神の前に自分の罪を深く悲しんだと思ったら、その直後に、心からの喜びを表します。そんな彼を、神は喜んでおられたのではないでしょうか。 “詩篇32篇「赦したいと願われる神」” の続きを読む