ただ神に向かって、私のたましいよ 沈黙せよ〜詩篇62篇5節

 5月末に母が97歳で天に召されてから、ほとんど休む間もなく目の前の課題に向き合ってきましたが、ようやく一息つくことができました。
 今改めて、自分の生涯も振り返りながら、やり残したことの多さ、これからまだまだやってみたいことが頭に浮かんでいます。もう71歳ではありますが…… “ただ神に向かって、私のたましいよ 沈黙せよ〜詩篇62篇5節” の続きを読む

星野富弘さんの召天〜詩篇109篇21、22節

 昨日、「花の詩画集」で有名な星野富弘さんが天に召されたとのお知らせが届いておりましたが、何と、テレビ朝日の報道ステーションでもそのことが報道されたことには驚きました。まさに未信者の方々にとっても大きな存在であったのかと改めて感心をしました。 “星野富弘さんの召天〜詩篇109篇21、22節” の続きを読む

映画「カムイのうた」——アイヌ叙事詩ユカラ——ヘブル語詩篇のリズム

 友人の強い勧めで映画「」を見てきました。
 近隣の映画館での上映はすぐに終わってしまったので遠く横浜まで二人で行ってきました。映画の後で横浜中華街に立ち寄ってランチをいただきました。 “映画「カムイのうた」——アイヌ叙事詩ユカラ——ヘブル語詩篇のリズム” の続きを読む

34年ぶりの株価最高値更新〜詩篇143篇

 北海道の母に会いに行くついでに、大雪山旭岳と富良野でスキーを楽しんできました。妹がスキーのインストラクターをしていますので、楽しく自由に滑ることができます。
 今回驚いたのは、外国人スキーヤーが急増していることでした。20年前のニセコではオーストラリア人しかいなかったのに、今は、韓国、中国、米国、ドイツまで加わり、僕の耳にはオランダ語と聞こえる人まで多くいました。日本人の比率は二割ぐらい…… “34年ぶりの株価最高値更新〜詩篇143篇” の続きを読む

イスラエルにある和解の運動〜詩篇34篇15節

連日、ガザ地区へのイスラエルによる激しい攻撃が報じられています。2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターが崩壊した悲劇は、米国政府をテロとの戦争に駆り立て、アフガニスタン、イラクへの泥沼の戦いへと進みました。イスラエルにとって今回のハマスによるテロは、そのときのアメリカ国民が味わったのと同じような、またそれ以上の不安と怒りを引き起こしているのかもしれません。 “イスラエルにある和解の運動〜詩篇34篇15節” の続きを読む

詩篇96篇「主 (ヤハウェ) は王である……喜べ天よ 喜び踊れ 地よ」

2023年10月22日 

先日、ウクライナで傷ついた兵士たちの魂の叫びに耳を傾けている船越先生から、「戦争が回避できないこの壊れた世界に生かされている現実と、同時にすでに神の国に属する者とされているクリスチャンとしての使命の大きさとの間で、『何が正解なのか』、本当に分からなくなることがしばしばあります……闇が深すぎて自分たちが進むべき道を見失ってしまうことがあります」という悲痛な叫びが届きました。 “詩篇96篇「主 (ヤハウェ) は王である……喜べ天よ 喜び踊れ 地よ」” の続きを読む

詩篇19篇「被造世界とみことばに動かされる私たちのこころ」

2023年10月1日 

「初めに、神が天と地を創造した」(1:1) とは、聖書の神がどのような方かを一言で宣言する記述ですが、ユダヤ人の間で広く用いられている英語訳 (Jewish Publication Society : Tanaka Translation) では、1–3節が一つの文章で、「When God began to create heaven and earth—the earth being unformed and void、 with darkness over the surface of the deep and a wind from God sweeping over the water—God said、 “Let there be light” and there was light」(神が天と地を創造し始められた時、地は形なく空しく、闇が大水の上にあり、神の息が水の上を動いていたのだが、神が『光があれ』と仰せられると、光があった)」と記されています。 “詩篇19篇「被造世界とみことばに動かされる私たちのこころ」” の続きを読む