「外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています」〜Ⅱコリント4:16

昨日は5月の引っ越し以来、数カ月ぶりにゆっくりとでき、スポーツクラブでの運動の後、洋子と二人で映画を見に行くことができました。「インディー・ジョーンズと運命のダイヤル」です。何と主演のハリソン・フォードは、つい先週81歳の誕生日を迎えたばかりです。「自らもスタントを行う驚きの80歳」という評価もあります。 “「外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています」〜Ⅱコリント4:16” の続きを読む

Ⅱコリント3章1〜18節「キリストの手紙として」

2022年6月5日(ペンテコステ)

復活祭から50日目にエルサレムの弟子の集団に「聖霊」が「炎のような舌が分かれ」るように下りました (使徒2:3)。これがペテンテコステ(聖霊降臨日)の由来ですが、そこで起きたことは、使徒たちが遠い地方出身者の言語で少数者に寄り添うようにキリストの復活が証しされたことと、それによって三千人ほどの人がバプテスマを受け、すべてを共有する愛の交わりが生まれたことです。それが現代に続く教会の始まりです。 “Ⅱコリント3章1〜18節「キリストの手紙として」” の続きを読む

Ⅱコリント4章5節「自分ではなくイエスを宣べ伝えるとは?」

2017年10月22日

私たちは関係の中に生かされています。ですから、いつも誰かのために生きることによってこそ、私たちが真に人間らしく生きられるとも言えます。

しかし、依存関係にならないため、人と人との距離感は大切です。あくまでも、「イエスのために」、人間の奴隷となることなく、人々に「仕える」生き方をするのです。 “Ⅱコリント4章5節「自分ではなくイエスを宣べ伝えるとは?」” の続きを読む

Ⅱコリント3章1〜18節「キリストの手紙として」

2017年9月17日

ヘンリ・ナウエンは自己嫌悪の危険性について次のように語っています。「人生の最大の罠は、成功でも、名声でも、権力でもなく、自分を嫌悪することです。成功や名声や権力は、実際、大きな誘惑をもたらします。しかし、それらに人が魅了されるのは、自己を嫌悪するという、もっと大きな誘惑から出ていることが多いのです。 “Ⅱコリント3章1〜18節「キリストの手紙として」” の続きを読む

Ⅱコリント5章11〜21節「キリストのうちにある、新しい創造」

2017年4月23日

教会暦では、イエスの十字架への歩みを覚える四十日間の受難節に、自分の欲望を制するための様々な節制の実践が勧められました。しかし、実は、イースターの季節も四十日間あります。「使徒の働き」では、「イエスは苦しみを受けた後、四十日の間、彼らに現れて、神の国のことを語り…ご自分が生きていることを使徒たちに示された」(1:3)とあるからです。 “Ⅱコリント5章11〜21節「キリストのうちにある、新しい創造」” の続きを読む

Ⅱコリント4章5節〜5章10節「闇への道、光への道」

2014年9月14日

聖書で最も頻繁に繰り返される命令は何でしょう・・・。「創造主を愛し、隣人を愛せよ」こそが、最大の命令であるべきはずですが、意外にも、「恐れてはならない」という趣旨の命令であると言われます。これは、恐怖感情を持つことの禁止ではなく、「恐れなくてもいいよ・・」という慰めである場合がほとんどです。 “Ⅱコリント4章5節〜5章10節「闇への道、光への道」” の続きを読む

Ⅱコリント4章1〜18節「私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです」

2012年1月1日 元旦

私たちは年の初めに、「今年こそは、良い年でありますように」と祈りたいものです。それは当然ことで、そのように祈るのは決して間違ってはいません。しかし、毎年、振り返ってみると、一つや二つ、「なんでこんなひどいことになってしまったのか・・・」と思うようなことが必ず起きています。

昨年の年末はいろんな番組で原発事故を振り返る特集が組まれていました。それを見て改めて日本人は、想定外のことを想定するという能力に欠けている民族ではないかと思わされました。そして、私自身も、極めて日本人的であると思わされています。 “Ⅱコリント4章1〜18節「私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです」” の続きを読む