ローマ人への手紙15章14〜33節「平和の神の福音」

2025年6月29日

ローマ人への手紙15章14–33私訳と関連聖句

イスラエルの民は、全世界に創造主なる神ヤハウェを紹介する「祭司の王国」となるために選ばれました。ユダヤ人は宣教師となるはずでした。 “ローマ人への手紙15章14〜33節「平和の神の福音」” の続きを読む

創世記18章~22章「神の友と呼ばれるまでのプロセス」

2025年6月22日

神がソドムとゴモラを硫黄と火で滅ぼされたこと、また、アブラハムにその子イサクを全焼のささげ物として献げるように命じたという記事は、多くの人にとっての信仰の躓きの石となっています。 “創世記18章~22章「神の友と呼ばれるまでのプロセス」” の続きを読む

ローマ人への手紙15章1〜13節「希望の神がすべての喜びと平安で満たす」

2025年6月8日

ローマ人への手紙15章1–13私訳と関連聖句

「希望」こそ人に生きる気力を与えます。そして私たちは、「一つの希望にあずかるように招かれた」(エペソ4:4協会共同訳) と言われます。「一つの希望」が何であるかを私たちは本当に理解しているかが問われます。 “ローマ人への手紙15章1〜13節「希望の神がすべての喜びと平安で満たす」” の続きを読む

創世記11章27節~17章「信仰の父アブラハムを召し、育てた神」

2025年6月1日

しばしば日本では、一神教信仰が争いの原因になっているかのように紹介されることがありますが、ユダヤ教もイスラム教も私たちの信仰も、すべて一人のアブラハムから始まっています。イスラム教の開祖マホメット自身も、あくまでも「アブラハムに最も近い者、彼のあとに従った者」(コーラン3:67) として紹介されます。ですから、アブラハムの信仰の原点に立ち返ることこそ、世界の和解の鍵になるとも言えましょう。 “創世記11章27節~17章「信仰の父アブラハムを召し、育てた神」” の続きを読む

ローマ14章13〜23節「ユダヤ人と異邦人からなる神の国」

2025年5月25日

ローマ人への手紙14章13–23私訳と関連聖句

ローマ書は「手紙」として記されています。手紙は相手の状況を聞いた上で書かれていますが、それを読むのは、あなたが誰かと誰かの電話の会話の一方だけを聞くようなものです。ですからローマ人への手紙を正しく解釈したいなら、当時のローマの状況を調べることはとっても大切です。 “ローマ14章13〜23節「ユダヤ人と異邦人からなる神の国」” の続きを読む

ローマ14章1〜12節「立場の弱い人を受け入れなさい」

2025年5月11日

ローマ人への手紙14章1–12私訳と関連聖句

先日のメッセージでアウグスティヌス (354年~430年) の回心において、「ですから、昼にふさわしい歩み方(昼らしい、品位ある生き方)をしようではありませんか。遊興や酩酊ではなく、また、淫乱や好色でもなく、争いやねたみでもない生き方を。むしろ、主イエス・キリストを着なさい。そして欲望を満たそうなどと、肉の計らいをしてはなりません」(13:13、14) とのみことばが決定的な意味を持ったという話しをしました。 “ローマ14章1〜12節「立場の弱い人を受け入れなさい」” の続きを読む