ルカ24章36〜53節「現実の生活の延長にある復活のいのち」

2009年4月12日

人は時に、「早いところこんないなや世界から抜け出したい・・・」という思いになります。またときには、「こんな交わりから離れて生きたい・・・」などと思う人さえいるかもしれません。しかし、それは復活の知らせを聞いた弟子たちにもあった心でした。 “ルカ24章36〜53節「現実の生活の延長にある復活のいのち」” の続きを読む

ルカ22章1〜23節「新しい契約としての聖餐式」

2009年4月5日

「旧約と新約の違いは何ですか?」と聞かれたらどのように答えるでしょう。残念ながら、人によっては、「旧約はユダヤ教で、新約はキリスト教です」とか、「カトリックは律法主義で旧約を大切にし、プロテスタントは福音主義で新約を重んじる」などと答えるかもしれません。それからすると、旧約の解き明かしばかりをする当教会などはプロテスタントの異端児になるのでしょうか? “ルカ22章1〜23節「新しい契約としての聖餐式」” の続きを読む

マタイ5章1〜12節「主にすがる者の幸い」

2009年3月15日

マタイ福音書での 「山上の説教」と「終わりの日の説教」の対比 

〈モーセの最後の説教〉「見よ。私は、確かにきょう、あなたの前にいのちと幸い死とわざわいを置く……私は、いのち祝福のろいを、あなたの前に置く。あなたはいのちを選びなさい……あなたの神、主(ヤハウェ)を愛し、御声に聞き従い、主にすがるためだ……」 (申命記30:15,19、20)

〈山上の説教の前提〉 イエスは宣教を開始して、言われた。

「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから。」(マタイ4:17) “マタイ5章1〜12節「主にすがる者の幸い」” の続きを読む

ルカ20章1〜19節「誰のために生きるのか」

2009年2月15日

昨年以来、証券会社や投資銀行の評判は悪くなるばかりで、その一員であった私は、何とも複雑な気持ちを味わっています。先日、日本福音自由教会協議会総会で、不本意にも、四人の役員の一人に選ばれました。担当を決める際に、「先生は金融機関に勤めていたから、会計をしてよ・・」などと言われ、さらに嫌な気持ちになりました。同じ金融機関でも、銀行と証券は水と油です。 “ルカ20章1〜19節「誰のために生きるのか」” の続きを読む