自分の意思を殺すのが信仰なのか——宗教2世の問題〜箴言16:9

先日、とっても考えさせられるドラマを見ました(録画)。宗教二世「神の子はつぶやく」というNHKスペシャルのドラマです。取り上げられているのはエホバの証人の家庭です。ご覧になることはお勧めしませんが、 で内容を知ることができます。
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箴言31章「麗しさは偽り、美しさは空しい」

2022年9月4日

「人はうわべを見るが、主 (ヤハウェ) は心を見る」(Ⅰサムエル16:7) と記されますが、この世界の指導者たちにとって「うわべ」を整えることは大変重要です。「人はうわべを見る」という冷徹な事実を軽視すると、人々の尊敬を得ることはできません。 “箴言31章「麗しさは偽り、美しさは空しい」” の続きを読む

ヴィジョンの共有の大切さと地に足の着いた歩み〜箴言29章18節

旧ソビエト連邦の最後の指導者ゴルバチョフ氏が亡くなられました。彼の奥様もお母様もウクライナ出身者で、今回のロシアのウクライナ侵攻に誰よりも心を痛めながら亡くなられたと報じられています。彼は西側諸国では尊敬されていますが、実は、誰よりも熱く共産主義の指導者レーニンを尊敬していたようです。レーニンが抱いた理想社会にソ連を近づけようとして、それまでの独裁的な共産党支配のあり方を正そうとしていました。スターリンが築いた体制が本来の共産主義の理想からかけ離れていることに心を痛め、改革開放路線を進めました。 “ヴィジョンの共有の大切さと地に足の着いた歩み〜箴言29章18節” の続きを読む

箴言30章「知るべきことを知らず、欲望と怒りを制御できない危なさ」

2022年8月14日

77年前の米国による二つの原爆の投下は、決して許すことのできない暴挙ですが、そのころソ連のスターリンは北海道占領計画を立てていたということが明らかにされています。「原爆がソ連の侵攻を阻んだ……」と言われると、本当に複雑なやるせない気持ちになります。 “箴言30章「知るべきことを知らず、欲望と怒りを制御できない危なさ」” の続きを読む

箴言29章「幻とみおしえ(律法)が与えられる幸い」

2022年7月31日

箴言のことばはクリスチャンとして生きる際の「常識」のような規範を教えてくれます。ただ、簡潔さを大切にする詩文なので、私たちの感性の現実に合わない、誤解も生まれやすい表現があります。しかし、神の民としての「王道」を示すという意味で、いつも味わうべきことばと言えましょう。 “箴言29章「幻とみおしえ(律法)が与えられる幸い」” の続きを読む

アフガニスタン情勢「幻がなければ、民は好き勝手にふるまう。」

今日2021年8月31日の米軍のアフガニスタン撤収は、歴史的な日となることでしょう。ただ、それは決して、タリバン政権の勝利を喜ぶという意味ではありません。 “アフガニスタン情勢「幻がなければ、民は好き勝手にふるまう。」” の続きを読む

感染に備えて 互いに情報共有を〜箴言3章5-7節

私たちは今、新型コロナにいつ感染しても不思議ではない状況に置かれています。どれほど注意していても感染する場合があり、また、比較的気ままに生きていても感染しないということもあります。 “感染に備えて 互いに情報共有を〜箴言3章5-7節” の続きを読む

人には自分の行いがみな純粋に思える〜箴言16:2

人は心に計画を持つ。
しかし、舌への答えは主 (ヤハウェ) から来る。

人には自分の行いがみな純粋に見える。
しかし、主 (ヤハウェ) は人の霊の値打ちを量られる。

あなたのわざを主 (ヤハウェ) にゆだねよ。
そうすれば、あなたの計画は堅く立つ。

箴言16章1-3節

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愚かさを知る〜箴言12:15、16:1–3

最近、連日のように新型コロナ感染対策分科会会長の尾身茂さんの発言が報じ
られています。

尾身氏は長らくWHOで感染対策に携わって来られた方ですが、医学を目指すよ
うになったのは、明治のキリスト者として有名な内村鑑三の息子さんが書いた本
を読んだことがきっかけであるとのことです。 “愚かさを知る〜箴言12:15、16:1–3” の続きを読む