ヘブル語のリズム〜詩篇23篇

今朝、自宅から教会に向かって30分あまりを歩きながら、詩篇23篇をヘブル語で口ずさんできました。昔、これをヘブル語で暗唱できるようになったら自分の信仰も、もっとシャキッとするかと思い、頑張って覚えました。でも覚えても、変わりはしませんでした。やはり慣れ親しんだ日本語でないと、心の奥には届かないのかと思います。 “ヘブル語のリズム〜詩篇23篇” の続きを読む

How excellent your name〜詩篇8編

適度な散歩がとっても心地よい季節です。いかがお過ごしでしょうか?

詩篇8篇は詩篇の中の詩篇とも言われ、これを思い巡らすことの中には、ふさぎ込んでいる心を広げる大きな力があります。まずそれぞれのことばを味わっていただければ幸いです。例によって、私訳で失礼します。 “How excellent your name〜詩篇8編” の続きを読む

詩篇91篇「疫病と伝染病からあなたを守ることができる神」

2020年5月3日

感染爆発と戦っているニューヨークのクオモ州知事が最近の会見で自分が恐れた二つの悪夢を語りました。それは1900万の州民に史上初めての自宅待機命令を出したときに、その強権発動で感染者数が減らなかったら何が起こるかという恐怖、もう一つは、それでも生活を維持するための流通関係者、医療関係者、警察と消防、電力関係者等が、今度は逆に自分たちの身の安全のために仕事に出てこなかったらどうなるかという恐怖でした。 “詩篇91篇「疫病と伝染病からあなたを守ることができる神」” の続きを読む

「日を数えることを教えてください」という歌〜詩篇90篇

外出自粛規制があと一カ月延長されるということに心が揺れている方も多いと思います。ドイツでは一昨日、メルケル首相が、キリスト教会の協力に感謝しつつ、集まって礼拝することを始めてくださいと語っていました。それぞれの国の対応に違いがあるのは当然ですが、正解は見えない中で必死に考えている指導者たちのためにお祈りして行きたいと思わされました。 “「日を数えることを教えてください」という歌〜詩篇90篇” の続きを読む

Al Kol eleh(これらすべての上に)〜詩篇126篇

去る4月29日はイスラエル共和国の72回目の独立記念日でした。それは南ドイツのダッハウ絶滅収容所からユダヤ人が解放された75年目の記念日でもありました。そのとき解放されたAbba Naorさん(92歳)は、「アメリカ軍が僕の命を救ってくれた、それは決して忘れられないことだ。それにしても私たちが見た最初のアメリカ兵は日系人だった。そのような人々を私たちはそれまで見たことがなかった」と言っています。それは、日系アメリカ人によって構成された442連隊でした。この連隊は米陸軍で最多の勲章を得た勇猛な部隊で何と31.4%もの兵が死傷したとのことです。残念ながら1992年に至るまでダッハウ収容所を解放したのは日系人部隊であったことは隠されていました。 “Al Kol eleh(これらすべての上に)〜詩篇126篇” の続きを読む

誕生と復活の奇跡 Rinascerò, Rinascerai(僕は復活し、君も復活する)〜詩篇71篇

今、世界中で聞かれている歌と動画があります。Rinascerò, Rinascerai(僕は復活し、君も復活する)ということばが繰り返されています。そしてこのことばを掲げた医療従事者や住民の顔が映っています。 “誕生と復活の奇跡 Rinascerò, Rinascerai(僕は復活し、君も復活する)〜詩篇71篇” の続きを読む

Mackyの「幸せの歌」〜詩篇133篇

「社会的距離を保つ (Social distance)」などということを守るようにと言われるなんて、大変な世の中ですが、だからこそ懐かしい仲間との交わりの回復もあるのかもしれません。昨日、Facebook を見ていると、神学校の同期のオリジナル曲「幸せの歌」というのが紹介されていました。 “Mackyの「幸せの歌」〜詩篇133篇” の続きを読む

鹿のように〜詩篇42篇

昨日、私たちはインターネット配信によって礼拝を守りましたが、多くの方々は、いつになったら皆がそろって集まって、ともに主を礼拝できるのか……と思っておられることと思います。詩篇42篇は、そのような「うなだれ、思い乱れている」気持ちを表現しつつ、神が臨在する礼拝を待ち望む歌です。 “鹿のように〜詩篇42篇” の続きを読む