暁の明星の何と麗しく輝くことか〜詩篇105篇

東京で新型コロナウィルスの感染者数が過去最高を記録し、また九州から日本列島全体に広がる集中豪雨の犠牲を思いながら、本当に、不安と悲しみに圧倒される思いを味わっておられる方が多いかと思います。

ドイツ・コラールの女王と呼ばれる賛美歌346「たえに麗しや ヤコブより出でし あしたの星よ」(原歌詞:暁の明星の何と麗しく輝くことか)は、1597年フィリップ・ニコライが自分の牧会する町ウンナで、ペストの蔓延下で作られた名曲です。 “暁の明星の何と麗しく輝くことか〜詩篇105篇” の続きを読む

シャイン・ジーザス・シャイン〜詩篇80篇

集中豪雨によって多くの方が苦しんでおられます。主の救いの御手が伸べられるように心よりお祈りしましょう。

昨日のニュースでは、インド洋の温暖化の影響が南シナ海から九州へと及んでいるとのことで、改めて、人類による産業革命以降の二酸化炭素の排出が問題になっているのかと思わされます。

そこに神がお造りになられた世界を傷つけてしまう人間の問題を感じさせられます。 “シャイン・ジーザス・シャイン〜詩篇80篇” の続きを読む

エイミー・グラントの曲〜詩篇104篇

九州地区に恐ろしい豪雨が起き、多くの方々が被害に会っておられます。キリスト教会やクリスチャンの団体も間もなくそこで本格的な援助活動に入りますので、改めて、どのように支援できるかをともに考えて行きたいと思います。一方で、東京ではコロナ感染者が増加しており、何とも不安な日々が続きます。 “エイミー・グラントの曲〜詩篇104篇” の続きを読む

「ここも神の御国なれば」〜詩篇92篇

明日は、クリスチャンにとっての安息日です。礼拝堂に来られない方も、主の御前に静まり、主の創造のみわざに感謝するときを持ちましょう。

詩篇92篇「安息日のための歌」という標題がついていますが、このような記述は詩篇の中でここだけです。ユダヤ人の伝承の中では、「ユダヤ人が安息日を守ったというよりは、安息日がユダヤ人を守ってくれたのである」と言われます。第二次大戦後にイスラエルという国家と現代ヘブル語が突然誕生したのはこのためとも言えましょう。 “「ここも神の御国なれば」〜詩篇92篇” の続きを読む

主は道を作られる God will make a Way 〜詩篇77篇 

昨日の東京都のコロナ感染者数が107人と発表され、恐れが広がっています。それでも東京アラートが発令されないのは、感染状況を理解する基準が変わってきているからと報道されています。

それは、医療供給体制をより注視するようになったからとのことです。以前から、検査数が増えれば感染者数が増えるのは当然であると言われていましたが、検査数が発表されずに、感染者数ばかりが報道されることが問題なのかもしれません。 “主は道を作られる God will make a Way 〜詩篇77篇 ” の続きを読む

映画「赦しの力」〜詩篇98篇

先週金曜日、皆様にご紹介した映画「赦しの力」を洋子と見てきました。とってもとっても感動的でした。ぜひ一人でも多くの方々にご覧いただきたいと思います。もちろん、感染対策を確保した上での話ですが、あまりにもストレートな伝道映画なので観客はそれほど多くはありません。でも、妙な伝道臭さもなく、とっても見ごたえがあると思います。 “映画「赦しの力」〜詩篇98篇” の続きを読む

神のさばきと赦しの力〜詩篇109篇

私たちの人生には、まったく思いもしなかった悲しみに出会うことがあります。それが人間関係であれば、本当に複雑です。私自身に関することではないのですが、この三週間、深い葛藤の中に置かれていました。まだ解決は見えませんし、今回のみことばに合わせた単純化もできません。 “神のさばきと赦しの力〜詩篇109篇” の続きを読む

詩篇73篇

私の心が苦みに満ち 私の内なる思いが突き刺されたとき

私は愚かで考えもなく あなたの前で 獣のようでした。

しかし 私は絶えずあなたとともにいました。

あなたは私の右の手を しっかりとつかんでくださいました。

あなたは 私を諭して導き

後には栄光のうちに受け入れてくださいます

詩篇73:21-23

自分の心はなぜこうも不安定なのかと思うことがあるかもしれません。また自分で自分の心が制御できなくて嫌になることがあるかもしれません。しかし、それはこの詩篇作者の気持ちでもあります。 “詩篇73篇” の続きを読む