先日の婚約式のメッセージを準備しながら、婚約者の二人から指定された聖書箇所のⅠヨハネ4章16節の文脈を見ていましたら、その前の12節に「いまだかつて神を見た者はいません。私たちが互いに愛し合うなら、神は私たちのうちにとどまり、神の愛が私たちのうちに全うされるのです」というみことばが心に留まりました。 “「直ぐな人は御顔を仰ぎ見る」とレ・ミゼラブルのテーマ〜詩篇11篇” の続きを読む
彼らは恐れのないところで 大いに恐れた〜詩篇53篇5節
ウィルス蔓延のピーク〜詩篇105篇
忠犬ハチ公〜詩篇118篇
渋谷駅のシンボルともなっている忠犬ハチ公の銅像ですが、ハチは東京帝国大学農学部の博士であった上野英三郎博士のもとで1924(大正13年)年1月14日からたった一年四か月の間ともに過ごします。 “忠犬ハチ公〜詩篇118篇” の続きを読む
災害の「再文脈化」〜詩篇77篇抜粋
日本がこれほど長い間、戦争に巻き込まれずに、平和が守られていたのは、戦時中の人々の心の底からの「うめき」があったからと言えましょう。その歴史を思い起こし続けることが、平和の鍵となると思います。 “災害の「再文脈化」〜詩篇77篇抜粋” の続きを読む
半沢直樹〜詩篇62篇9−12節
今、テレビドラマ「半沢直樹」が人気を博しています。先日、それを見ていたら、拙著「聖書から見るお金と教会、社会」に引用したことばが出てきて嬉しくなりました。
ドラマの主人公、半沢直樹は、父親が銀行のせいで自殺に追いやられたからこそ、銀行員になって社会の経済活動を支える本来の働きをしたいと願います。企業の資金需要に応えず、「晴れの日には傘を貸し、雨になったら取り上げる」ような銀行の身勝手な姿勢を正したいと悪戦苦闘します。彼は、ロスジェネ世代の部下に向かって次のように語っています。 “半沢直樹〜詩篇62篇9−12節” の続きを読む
エルサレムの平和のために祈れ〜詩篇122篇
新型コロナウィルスの蔓延が世界中に途方もない不安をよびおこしています。そして、不安は同時に、身近なところに様々な問題を引き起こしています。
仕事を失う人、経済的な困窮に陥る人、そればかりか様々な心の弱さを抱えて生活保護などを受けておられる方々にも不安が広がっています。援助活動に携わっていられる方々の中に、電話等を通しての相談件数が急増しているとのことです。まさに、私たちの身近なところから日常の平和が失われています。 “エルサレムの平和のために祈れ〜詩篇122篇” の続きを読む
「神の最高傑作として」 This is me〜詩篇139篇
以下は最近、友人に紹介され、感動したユーチューブの番組の紹介とそれの前書きです。
主 (ヤハウェ) よ、あなたは私の奥深い部分を造り、
母の胎のうちで組み立ててくださいました
私は感謝します。恐ろしいほどに、私は不思議に造られました。
みわざがどれほど不思議かを、このたましいはよく知っています
(詩篇139:13、14)
このコロナ危機の中、多くの人々がそこから派生した様々な問題にとらわれ、不安を抱いています。そこで改めて、自分の未熟さや心の不安定さに直面して、がっかりすることがあるかもしれません。 “「神の最高傑作として」 This is me〜詩篇139篇” の続きを読む
I come to the garden alone〜詩篇45篇
1912年にアメリカのオースティン・マイルズが作詞作曲した I come to the garden alone(私は一人で園に来る)という美しいゴスペルがあります。僕はこれを聞くたびにエデンの園の情景を思い起こします。でも、この曲が作られたのは、ニュージャージーの冷たく陰気なジメジメとした地下室だったそうです。そこには窓もなく、空いた隙間から、隣の家の美しい庭だけが見えていたとのことです。 “I come to the garden alone〜詩篇45篇” の続きを読む
分かっていることと分かっていないこと〜詩篇131篇
豪雨やウィルス感染拡大と不安な日々が続きますが、いかがお過ごしでしょう。何かご心配なこと等をお分かちくだされば幸いです。お一人ひとりのことを覚えてお祈り申しております。
友人から紹介されて英国の神学者 と今回のコロナウィルスワクチン開発の最前線にいる科学者 のごく最近の対談を見ました。1時間ぐらいのものですが、素人にもわかる内容で、英語もそれほど難しくありません。下記でご覧いただけます
“分かっていることと分かっていないこと〜詩篇131篇” の続きを読む