エリザベス女王の葬儀〜ヨハネ14章1–9節

エリザベス女王の葬儀をご覧になられた方も多いかと思いますが、どのように感じられたでしょう。最初から最後まで、聖書朗読と美しい聖歌隊の賛美と、会衆賛美が続きましたね。日本的な葬儀の感覚からすると、身近な人の証しや思い出のことばが入って、最後は皆で献花をする⋯⋯という感じをイメージしますが⋯⋯ “エリザベス女王の葬儀〜ヨハネ14章1–9節” の続きを読む

世の終わり?とキリストの勝利〜ヨハネ16:33 

今日は広島原爆の悲惨を覚える日です。松井広島市長が、ロシアの文豪トルストイのことば、「他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはならない」を引用して、他者を威嚇して自分たちの安全を確保することの愚かさを語ったのが印象的でした。 “世の終わり?とキリストの勝利〜ヨハネ16:33 ” の続きを読む

ヨハネ1章14節「この方を受け入れた人々に与えられた特権」

2021年12月24日 クリスマス・イブ音楽礼拝

ナチスドイツの虐殺収容所アウシュビッツを生き残ったユダヤ教のラビに、ある人が、「あなたはあれほどの残虐を見過ごしておられる神を、まだ信じられるのですか?」と聞いたそうです。するとそのラビは、悲しそうな顔をしながら、静かに一言、「あれほどの悲惨がこの世界にあるのに、あなたは神を信じずに、どうして生きていられるのですか?」と反対に問われたとのことです。 “ヨハネ1章14節「この方を受け入れた人々に与えられた特権」” の続きを読む

ヨハネ20章19〜29節「イエスに遣わされて恐れの中に生きる」

2020年4月12日

ニューヨークの病院の集中治療室で自主的に看護師として援助に就かれた信仰者の先週のお証しです。

「その日、30床の病棟で、私の12時間勤務内で7人の方が亡くなりました。そのうち2人は私の患者さんでした。彼らはみな重篤で、助かる見込みが無く、責任者の指示のもと自らの手で2人の人工呼吸器のスイッチを切らざるを得ませんでした。2週間前にも、人工呼吸器のスイッチを切ったことがあったのですが、その時は家族と離れて一人ぼっちで孤独に死を迎える患者さんの手を握って患者さんの息が途切れるまで一緒にいて、お見送りをしました。 “ヨハネ20章19〜29節「イエスに遣わされて恐れの中に生きる」” の続きを読む

ヨハネ21章15〜25節「あなたは、わたしに従いなさい」

2017年10月15日

日本では、「茶道」「華道」「書道」「剣道」「柔道」などのように特定の「道を究める」ことが大切にされます。それと同じように信仰の歩みを、クリスチャンとしての礼儀作法を身につけて「キリスト道」を究めるかのように、無意識に考えてしまっていることはないでしょうか。 “ヨハネ21章15〜25節「あなたは、わたしに従いなさい」” の続きを読む

ヨハネ21章1〜14節「新しい時代に生きる者として」

2017年9月24日

イエスの復活によって世界は新しい時代に入っています。「新しい創造(New Creation)](ガラテヤ6:15)はすでに始まっています。しかし、多くのキリスト者は、古い生き方に縛られ、新しい時代の生き方に適応しきれていないのかもしれません。 “ヨハネ21章1〜14節「新しい時代に生きる者として」” の続きを読む