イザヤ42章10節~43章13節「わたしの目には、あなたは高価で尊い」

2023年5月21日

残念ながら、ときに、平気で嘘をついたり、平気で人を裏切ったりする人がいます。しかし、そのような人の歴史をみると、しばしば、彼ら自身が、余りにも軽く扱われてきたということがわかります。 “イザヤ42章10節~43章13節「わたしの目には、あなたは高価で尊い」” の続きを読む

「心が傷つきやすい人への福音」 〜 イザヤ書の結論

先日、ちょっと嬉しい話がありました。拙著「心の傷つきやすい人への福音」は、キリスト教書店本屋大賞候補の11作品には惜しくも選ばれませんでしたが、次点の二作品の中には入って「キラリ本」として選ばれたとのことです。 “「心が傷つきやすい人への福音」 〜 イザヤ書の結論” の続きを読む

イザヤ41章1節〜42章9節「たじろぐな。わたしがあなたの神だから」

2023年4月30日

私たちはみな、様々な「恐れ」に囚われて生きています。しかし私は長い間、自分の心の中にある漠然として「恐れ」を無視して生きてきました。傍から見ると、自分の道を次々と切り開いてきたようでも、実際は、「恐れ」の気持ちに駆り立てられながら、一生懸命に勉強をし、仕事もしてきました。 “イザヤ41章1節〜42章9節「たじろぐな。わたしがあなたの神だから」” の続きを読む

イザヤ40章「主を待ち望む者は、新しく力を得る」

2023年4月9日

本日は私たちの主イエスの復活を祝う日、死の力を砕かれた新しい世界の誕生の日です。ヘンデル作曲のオラトリオ「メサイア」は、聖書のみことばだけを何の解説もなしに歌いながら「救い主」の意味を伝えています。 “イザヤ40章「主を待ち望む者は、新しく力を得る」” の続きを読む

イザヤ38、39章「バビロン捕囚への道を開いた王ヒゼキヤ」

2023年4月2日

ヒゼキヤ王は聖書で、「彼はイスラエルの神、主 (ヤハウェ) に信頼していた。彼の後にも前にも、ユダの王たちの中で、彼ほどの者はだれもいなかった」(Ⅱ列王18:5) と模範的な王のように描かれます。 “イザヤ38、39章「バビロン捕囚への道を開いた王ヒゼキヤ」” の続きを読む

イザヤ36、37章「大昔に、わたしがそれを計画し、今、それを果たした」

2023年3月26日

私たちはだれも明日のことは分かりませんが、永遠の計画は知らされています。それは平和(シャローム)に満ちた世界の完成です。主(ヤハウェ)はそのゴールを大昔に計画し、それを実現してくださいます。 “イザヤ36、37章「大昔に、わたしがそれを計画し、今、それを果たした」” の続きを読む

イザヤ34、35章「この方は来られる。そしてあなたがたを救われる」

2023年3月12日

「私たちは、キリストによって救われました」と福音的な信仰者は言いますが、その「救い」とは何を意味するのでしょうか?イザヤ書には驚くほど多面的な「救い」の表現があります。 “イザヤ34、35章「この方は来られる。そしてあなたがたを救われる」” の続きを読む

大川隆法氏の死去 —— 「神である主の霊がわたしの上にある」〜イザヤ61章1節

「幸福の科学」の総裁 大川隆法氏が昨日3月2日に66歳で亡くなられたと報じられました。1986年に設立された宗教団体が数十年のうちに数十万人の信徒を獲得していますが、彼の霊言と言われるものを何らかの形で見聞きした人の数は一千万人を超えていると、この教団は言っているようです。確かに、一般の書店でも、彼の本は目立つところに数多く置かれていることがありました。一方、伝統的なキリスト教は日本では信者数を減らし続けているのが現実で、ひょっとしたら、活動的な信者数は、「幸福の科学」と大差ないのかもしれません。 “大川隆法氏の死去 —— 「神である主の霊がわたしの上にある」〜イザヤ61章1節” の続きを読む