マルコ2章23節〜3章6節「真の安息の回復」

2011年5月8日

「どうしても心が満たされない人たち」という題の本の中に、「苦悩の75%は自分で作り出したもので、それは避け難い25%の苦悩を取り除こうとすることから派生する」とありました。植物は、世話をし過ぎても駄目で、適度にいじめてやらなければ深く根を伸ばすことができないと言われますが、同じように、人の成長にとって苦しみは不可欠です。 “マルコ2章23節〜3章6節「真の安息の回復」” の続きを読む

ダニエル3章〜4章「あなたの王はだれなのか」

2011年5月1日

英国のある新聞が、「この世界の何が間違っているのだろう」という疑問を読者に問いかけたところ、G.K.チェスタトン という有名なクリスチャン作家が、あまりにも簡潔に、「記者さま、私です。敬具。G.K.チェスタトン」と返信したとのことです。これこそイエスのメッセージの意味を心から理解した人の姿勢です。 “ダニエル3章〜4章「あなたの王はだれなのか」” の続きを読む

マルコ15章37節〜16章8節「空の墓にある希望」

2011年4月24日

今年の受難節は3月9日に始まりました。そして、その二日後に東日本大震災が起きました。私たちがこの期間をキリストの御苦しみに合わせて過ごし、主とともに嘆くことができたのは大きな恵みです。そして今日は、キリストの復活を祝う日になりました。 “マルコ15章37節〜16章8節「空の墓にある希望」” の続きを読む

ダニエル1章〜2章「寄留者としてこの世に生きる」

2011年4月10日

福島第一原子力発電所から約5㎞の所に、東北地方の福音的な教会の中で非常に高い評価を受けていた福島第一聖書バプテスト教会があります。佐藤彰先生を中心に約50名の方が、現在、奥多摩福音の家での避難所生活をしておられます。子供たちが奥多摩の小学校に通い始め、日常生活のリズムが戻りつつあり、先日の礼拝には近郊に避難している方を含め80人近くが集まったとのことです。 “ダニエル1章〜2章「寄留者としてこの世に生きる」” の続きを読む

マルコ2章13〜22節「新しいぶどう酒は新しい皮袋に」

2011年4月3日

1923年9月に14万人の命を奪った関東大震災が起きました。それは第一次大戦に伴う好景気の反動から激しい不況に突入し財政赤字が膨れ上がっていた当時の日本経済をますます混乱に陥れ、四年後には金融恐慌、また、その四年後には満州事変と、日本の破局へのきっかけとなりました。それは、新しい状況に対応した財政運営ができなかったからです。 “マルコ2章13〜22節「新しいぶどう酒は新しい皮袋に」” の続きを読む

箴言20章〜21章「矛盾を抱えたまま、神と人に仕える」

2011年3月27日

何かに真剣に取り組んだり、犠牲も厭わずに人に尽くすことは本当にすばらしいことです。しかし、ときに、「どうせ、自分のためにやっているのでしょう……」となどと言われることもあります。そのとき人はみな、自分の動機の純粋さを弁明したくなります。 “箴言20章〜21章「矛盾を抱えたまま、神と人に仕える」” の続きを読む

マルコ2章1〜12節「罪を赦す権威を持つ方」

2011年3月20日

この一週間余りに日本で起こったことは誰も予想のできなかった大惨事でした。想定外の大津波で何と多くの人々の命と財産、生活の場が失われ、将来の夢が奪われたことでしょう。そして、関東の地においても、観測史上最大の地震が、世界で最も安全と評価されていた原子力発電所を破壊し、電力不足を起こし、交通機能を麻痺させました。 “マルコ2章1〜12節「罪を赦す権威を持つ方」” の続きを読む

イザヤ56章〜66章「新しい天と新しい地での礼拝を目指して」

2011年3月13日

日本の歴史上、最大級の地震が起きて、多くの方が苦しんでおられます。そして、世界中の多くの私たちの兄弟姉妹が、この日本のために祈っていてくださいます。フィリピンやシンガポールや香港、アメリカの兄弟姉妹から安否のお問い合わせと、何かできることはないかとの支援のお申し出を受けています。 “イザヤ56章〜66章「新しい天と新しい地での礼拝を目指して」” の続きを読む

マルコ1章21〜45節「この世に神の国をもたらす」

2011年3月6日

大学時代の友人が、「今になってみると、お前が輝いて見える・・・。お前が元勤めていた会社の勧めで買収したアメリカの子会社が倒産しそうだ。身辺を整理できたら、お前のところに教えを請いに行こうか・・」などと言っていました。残念なのは、教会はこの世のしがらみから自由になってから行くところと思われていると誤解されていることです。 “マルコ1章21〜45節「この世に神の国をもたらす」” の続きを読む