この書は、「エルサレムの王、ダビデの子、伝道者のことば」と最初に紹介されており、伝統的にダビデの子、ソロモン王によって今から三千年近く前に記されたと言われます。 “伝道者の書1〜3章「『日の下の』の空しさと『天の下』の幸い」” の続きを読む
創世記2章4節~3章24節「神のようになることの悲劇」
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昨年のレコード大賞の Habit (Sekai no owari) の歌詞が人間の最初の罪を現していると思えました。 “創世記2章4節~3章24節「神のようになることの悲劇」” の続きを読む
イザヤ43章10〜21節「見よ、新しいことを わたしは行う」
昨年の元旦は In to the unknown(未知の旅に踏み出そう)という「アナと雪の女王」Ⅱの主題歌からメッセージを始めました。すると「新型コロナウィルス」の世界的な蔓延という未知の領域に足を踏み出してしまいました。昨年流行した「鬼滅の刃」のテーマの「全集中の呼吸」で私たちの感覚を研ぎ澄まし、見えないウィルスを回避する戦いを続けなければなりません。 “イザヤ43章10〜21節「見よ、新しいことを わたしは行う」” の続きを読む
イザヤ43章1〜4、10〜21節「見よ、新しいことをわたしは行う」
In to the unknown(未知の旅に踏み出そう)という「アナと雪の女王」Ⅱの主題歌が紅白歌合戦で、19歳の新人によって歌われていました。彼女はつい数か月前までスーパーでアルバイトをしながらアナ雪日本語版のオーディションで認められました。まさに未知の旅への「新しいこと」が始まったとも言えましょう。 “イザヤ43章1〜4、10〜21節「見よ、新しいことをわたしは行う」” の続きを読む
詩篇37篇「平和の人には将来がある」
人に裏切られ続けた人は、人の善意を信頼できず、すべてを損得勘定でしか見られないことがあります。不安に駆りたてられている人は、自分の身を守るために、人の手柄を横取りすることさえ平気でします。しかし、恩を仇で返すような行為とか、目的のためには手段を選ばない生き方が、いつまでもまかり通ることなどあり得ません。神は盲目な方ではないからです。 “詩篇37篇「平和の人には将来がある」” の続きを読む
コロサイ1章9〜20節「イエスの愛に包まれて歩む」
2018年1月1日
紅白歌合戦で「欅坂46」が歌い踊った曲が強く印象に残りました。何か、日本の固有の「同調圧力」の問題を的確に歌っている気がしました。秋元康さんの作詞ですが以下のような歌詞です。
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イザヤ40章「主を待ち望む者は新しく力を得る」
2016年紅白歌合戦のテーマは「夢を歌おう」でした。その中でひと際、歪んだ夢が歌われていました。高橋真梨子さんの「ごめんね」です。そこでは、「好きだったのに、それなのに貴方を傷つけた。ごめんねのことば涙で言えないけど……世界中きっと、いちばん大切な恋を無くしたのね……連れて行って、別離(わかれ)のない国へ」と歌われています。自業自得で苦しみながら、永遠への夢が歌われています。 “イザヤ40章「主を待ち望む者は新しく力を得る」” の続きを読む
ローマ8章12〜30節「神の平和 (シャローム) をこの地で憧れ」
2016年1月1日
新年は希望を新たにするときです。しかし、主にある希望は、世界の痛みや悲しみに目を塞ぐことではなく、ともに「うめく」ことから生まれるものです。 “ローマ8章12〜30節「神の平和 (シャローム) をこの地で憧れ」” の続きを読む
Ⅱペテロ3章1〜18節「正義の住む新しい天と新しい地を待ち望んでいます」
ペテロ第二の手紙3章の新共同訳や新改訳を読むと、この目に見える世界が神によって「滅ぼされる日」というイメージに圧倒されます。これを一年の初めの日に読むのは気が滅入ってしまうかもしれませんが、ここには19世紀から20世紀にかけての神学的な偏りが反映されているように思われます。 “Ⅱペテロ3章1〜18節「正義の住む新しい天と新しい地を待ち望んでいます」” の続きを読む
ピリピ2章1〜18節「志を立てさせ、事を行なわせてくださる神」
2013年1月1日
私たちはそれぞれ、他の人から見たら不思議に思えるほどの、偏りやこだわりを持ちながら生きているのではないでしょうか。イエスは、人間的な観点から言うと、なぜ十字架にかけられたのでしょう。それは当時の感覚から言ったら、あまりにもバランスを欠いた「過度」のゆえではないでしょうか?世の人々から尊敬を集めている宗教指導者の偽善をあばいて徹底的に批判し、一方で、やくざのような人と仲良く食事をしたのです。 “ピリピ2章1〜18節「志を立てさせ、事を行なわせてくださる神」” の続きを読む