大学の50周年クラス会〜伝道者の書1:9、10「日の下に、新しいことは何もない」

 昨年のことですが、同じ大学出身の先輩の牧師に、70歳を超えると、さまざまな同窓会の類が頻繁に開かれるようになるが、それらに出席するのが「牧師の務め」であると言われました。
 それはみな「人生の終わり」を意識するようになるからです。 “大学の50周年クラス会〜伝道者の書1:9、10「日の下に、新しいことは何もない」” の続きを読む

「何のために、何を求めて、傷つき疲れ、年老いて死ぬのか」〜伝道者の書3章9節

今、毎月のクリスチャン新聞福音版に「聖書は知恵の宝箱」というコラムを書かせていただいています。
 7月号の記事には、「働く者は労苦して何の益を得るのだろう」(伝道者の書3章9節) という問いかけとそれへの答えを書くことにしています。 “「何のために、何を求めて、傷つき疲れ、年老いて死ぬのか」〜伝道者の書3章9節” の続きを読む

映画「生きる living」—— 自分の心と目に聞く歩み〜伝道者11:9

大昔に流行った黒澤明監督の「生きる」をリメークした英国映画が上映されています。ノーベル賞作家の日系英国人カズオ・イシグロさんの脚本による映画です。余命半年を宣告された市役所勤務の紳士が、本当に意味で「生きる喜び」を再発見するというドラマです。基本的なあらすじは黒澤明監督と同じと言われます。 “映画「生きる living」—— 自分の心と目に聞く歩み〜伝道者11:9” の続きを読む

「正しすぎてはならない」、2%物価目標論の修正〜伝道者7:16

最近、他の教会でのメッセージに招かれる際の二つのテーマがあります。

一つは「心が傷つきやすい人への福音」に代表される詩篇の話と、もう一つは「職場と信仰」「お金と信仰」などに代表される経済の話しです。 “「正しすぎてはならない」、2%物価目標論の修正〜伝道者7:16” の続きを読む

今日のディボーション〜伝道者の書3章11節

オミクロン株急拡大の中、「神のなさることは、すべて時にかなって美しい」(伝道者3:11) とは言えない気持ちになってしまうかもしれません。しかし、このみことばは He makes all things beautiful in his time(神は すべてのことをご自身の時に美しくされる)と訳すこともできます。 “今日のディボーション〜伝道者の書3章11節” の続きを読む