マルコ4章35〜41節「わたしがあなたとともにいるから」

2011年7月3日

福島原発5kmに立つ福島第一バプテスト教会から避難民をリードして来られた佐藤彰先生が、今回、自分たちが流浪の教会にならざるを得なくなったことをとおして、初めて、イザヤ43章1-4節が本当に心の底に落ちてきたと言っておられました。 “マルコ4章35〜41節「わたしがあなたとともにいるから」” の続きを読む

マルコ4章1〜34節「百倍の実を結ぶ神のみことば」

2011年6月12日

誰かの講演を聞いたとき、「先生のお話はとってもわかりやすく、実生活に役立つものでした」というのは、最高の賛辞になります。しかし、聖書のお話しでそれを望むことは、ときに、邪道に陥ります。なぜなら、イエスはときに、敢えて、簡単に理解されることがないことばを話されたからです。しかし、それは不思議に、心に残ることばでした。 “マルコ4章1〜34節「百倍の実を結ぶ神のみことば」” の続きを読む

マルコ3章7〜35節「神の家族の中への招き」

2011年5月22日

先日、NHKスペシャルで、「虐待カウンセリング~作家 柳美里・500日の記録~」というのが報道されました。非常に赤裸々なことを描いてくださった勇気に感謝しますが、機能不全家族における負の連鎖に圧倒される思いを持たれた方も多いことでしょう。 “マルコ3章7〜35節「神の家族の中への招き」” の続きを読む

マルコ2章23節〜3章6節「真の安息の回復」

2011年5月8日

「どうしても心が満たされない人たち」という題の本の中に、「苦悩の75%は自分で作り出したもので、それは避け難い25%の苦悩を取り除こうとすることから派生する」とありました。植物は、世話をし過ぎても駄目で、適度にいじめてやらなければ深く根を伸ばすことができないと言われますが、同じように、人の成長にとって苦しみは不可欠です。 “マルコ2章23節〜3章6節「真の安息の回復」” の続きを読む

マルコ15章37節〜16章8節「空の墓にある希望」

2011年4月24日

今年の受難節は3月9日に始まりました。そして、その二日後に東日本大震災が起きました。私たちがこの期間をキリストの御苦しみに合わせて過ごし、主とともに嘆くことができたのは大きな恵みです。そして今日は、キリストの復活を祝う日になりました。 “マルコ15章37節〜16章8節「空の墓にある希望」” の続きを読む

マルコ2章13〜22節「新しいぶどう酒は新しい皮袋に」

2011年4月3日

1923年9月に14万人の命を奪った関東大震災が起きました。それは第一次大戦に伴う好景気の反動から激しい不況に突入し財政赤字が膨れ上がっていた当時の日本経済をますます混乱に陥れ、四年後には金融恐慌、また、その四年後には満州事変と、日本の破局へのきっかけとなりました。それは、新しい状況に対応した財政運営ができなかったからです。 “マルコ2章13〜22節「新しいぶどう酒は新しい皮袋に」” の続きを読む

マルコ2章1〜12節「罪を赦す権威を持つ方」

2011年3月20日

この一週間余りに日本で起こったことは誰も予想のできなかった大惨事でした。想定外の大津波で何と多くの人々の命と財産、生活の場が失われ、将来の夢が奪われたことでしょう。そして、関東の地においても、観測史上最大の地震が、世界で最も安全と評価されていた原子力発電所を破壊し、電力不足を起こし、交通機能を麻痺させました。 “マルコ2章1〜12節「罪を赦す権威を持つ方」” の続きを読む

マルコ1章21〜45節「この世に神の国をもたらす」

2011年3月6日

大学時代の友人が、「今になってみると、お前が輝いて見える・・・。お前が元勤めていた会社の勧めで買収したアメリカの子会社が倒産しそうだ。身辺を整理できたら、お前のところに教えを請いに行こうか・・」などと言っていました。残念なのは、教会はこの世のしがらみから自由になってから行くところと思われていると誤解されていることです。 “マルコ1章21〜45節「この世に神の国をもたらす」” の続きを読む