日本は今、デジタル化を中心に世界の技術革新の急速な流れから取り残されそうな感じになっていますが、その原因として日本の同質性がネックになっている可能性を最近、考えさせられました。多様性が尊重されて初めて、新しい発見や技術革新が、小さなグループで認められ、互いに競合する中で、良いものが多くの人に認められるようになります。日本のような同質性が尊重される世界では、違った発想を持つ人の居場所がなくなってしまうことが、技術革新にはマイナスに働くような気がします。 “多様性と同質性〜イザヤ45章22–24節” の続きを読む
国連本部広場イザヤの壁
日本国憲法の前文には「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。」という崇高な理想が掲げられています。 “国連本部広場イザヤの壁” の続きを読む
フィンランドNATO加盟申請——平和の理想と現実〜イザヤ65章
ロシアと長い国境を接するフィンランドが、正式にNATOという西側の軍事同盟への加入を申請しました。今回のロシアのウクライナ侵攻によって、ロシアに対する警戒感が急速に高まったためと言われています。 “フィンランドNATO加盟申請——平和の理想と現実〜イザヤ65章” の続きを読む
イザヤ47章とロシア
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、本当に恐ろしいことになっています。テレビの地図で映されるウクライナを見て、小さな国と誤解する人がいるかもしれませんが、ヨーロッパではロシアに続く広い領土を持つ国です。国土面積は日本の1.6倍に及びます。(人口は日本の約三分の一程度ですが……) “イザヤ47章とロシア” の続きを読む
イザヤ10章とウクライナ
国際情勢がまた混とんとしてきました。ウクライナに関して2月17日(先週の木曜日)に、ウクライナから移住した僕の友人の話をご紹介しましたら、まさにその通りの展開になっているので驚いています。彼が記していたのは、何よりもロシアがウクライナの親分気取りでいつも圧力をかけてくるという歴史です。民族的には近い面があり、言語も似ているそうです。その結果、多くのウクライナ人はロシア語が理解できます。ただ一方で、ウクライナ語を理解するロシア人はほとんどいません。 “イザヤ10章とウクライナ” の続きを読む