イザヤ32、33章「見よ、シオンを、私たちの祝祭の都を」

2023年2月26日

「イエス様を信じたら、天国に行ける……」というのは間違っていませんが、その「天国」とはどのようなところでしょう。そこで思い浮かぶのが聖歌687番で、「1. まもなくかなたの流れのそばで、楽しく会いましょう、また友達と。 神様のそばの綺麗な綺麗な川で、みんなで集まる日の、ああ懐かしや。 2. 水晶より透き通る流れのそばで、主を賛美しましょう、み使いたちと……」と歌われます。 “イザヤ32、33章「見よ、シオンを、私たちの祝祭の都を」” の続きを読む

イザヤ30、31章「主 (ヤハウェ) の前に静まる中に生まれる力」

2023年2月12日

目の前の問題に圧倒されていたとき見えなかったことが、ふとしたことで解決が見えたというようなことがないでしょうか。熱くなりすぎたり、力づくになってしまうことは、かえって問題を複雑化させてしまいがちです。 “イザヤ30、31章「主 (ヤハウェ) の前に静まる中に生まれる力」” の続きを読む

イザヤ28、29章「主のことばへの渇き」

2023年1月22日

私たちは主からの使命を発見できた時、自分が神の最高傑作として創造されているということを知ることができます。そして、「生きるべき理由を知っている人は、ほとんどすべての苦難に耐えることができる」とも言われます。そして、あなたに生きる使命を個人的に教えるものこそが聖書です。 “イザヤ28、29章「主のことばへの渇き」” の続きを読む

イザヤ24章~27章「主 (ヤハウェ) と和 (シャローム) を結ぶ」

2022年12月18日

ある小学生がクラスの中で一人だけ将来の夢を語れなくて、からかわれ、しょげていました。そのことを忘れようとすればするほど、情けない気持ちになりました。 “イザヤ24章~27章「主 (ヤハウェ) と和 (シャローム) を結ぶ」” の続きを読む

イザヤ21~23章「どこに目を向けて生きるのか」

2022年12月11日

私たちは小さい頃から、いつも自分の人生を自分で管理できるようにと訓練されてきました。確かにそれは大切なことですが、究極的には、仏教が言うような「生、老、病、死」を中心とした四苦八苦は、管理しきれません。仏教は、自分の願望という「煩悩」を消すことによってそれを受け入れるように勧めます。 “イザヤ21~23章「どこに目を向けて生きるのか」” の続きを読む

イザヤ17章~20章「あなたの主人は誰なのか」

2022年11月27日

大企業や官僚組織では、人脈を作り、保つことが大切にされます。影響力のある上司につながっていることには得点があります。私の会社時代にも、私に目をかけてくださった上司の二人が後に副社長にまでなっています。私がドイツ留学に派遣してもらえたのも、そのうちの一人のおかげだと思っています。 “イザヤ17章~20章「あなたの主人は誰なのか」” の続きを読む

イザヤ13章~16章「自分を高くする者は低くされる」

音声メッセージで紹介されている図は こちら をクリック

2022年11月20日

イエスは、「だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされます」ということばを何度も繰り返されました (マタイ23:12、ルカ14:11、18:14)。それは歴史上の大帝国や権力者の現実を示すと同時にキリストとその姿に倣った者に対する賞賛として表されています。 “イザヤ13章~16章「自分を高くする者は低くされる」” の続きを読む

多様性と同質性〜イザヤ45章22–24節

日本は今、デジタル化を中心に世界の技術革新の急速な流れから取り残されそうな感じになっていますが、その原因として日本の同質性がネックになっている可能性を最近、考えさせられました。多様性が尊重されて初めて、新しい発見や技術革新が、小さなグループで認められ、互いに競合する中で、良いものが多くの人に認められるようになります。日本のような同質性が尊重される世界では、違った発想を持つ人の居場所がなくなってしまうことが、技術革新にはマイナスに働くような気がします。 “多様性と同質性〜イザヤ45章22–24節” の続きを読む

イザヤ9章8節~12章6節「暗闇迫る中で、『I have a dream!』と叫ぶ力」

ナチスドイツによるアウシュビッツなど四つの強制収容所を生き延びたユダヤ人精神科医のフランクルは、「ひとつの未来を信じることができなかった人間は収容所で滅亡していった。未来を失うと共に彼はそのよりどころを失い、内的に崩壊し身体的にも心理的にも転落したのであった」と語っています。 “イザヤ9章8節~12章6節「暗闇迫る中で、『I have a dream!』と叫ぶ力」” の続きを読む