ダニエル7章「人の子の王としての支配の中で生かされる」

2021年5月9日(東京武蔵野福音自由教会)  

私たちはキリストの十字架と復活で、世界がまったく新しく変えられたということをどれだけ理解しているでしょうか?イエスがユダヤの最高議会で死刑判決を受けた直接の理由は、ご自身がダニエル書7章13節の預言を成就する「人の子」であると言って、神を冒涜したと評価されたためです。 “ダニエル7章「人の子の王としての支配の中で生かされる」” の続きを読む

ダニエル11章40節〜12章13節「思慮深い人々は星のようになる」

2014年4月12日

トマ・ピケティ著「21世紀の資本」では貧富の格差拡大の様子が分析されていますが、実は、戦後日本の高度成長期には歴史上稀有な中間層の成長が見られ、一億総中流などとさえ言われました。 “ダニエル11章40節〜12章13節「思慮深い人々は星のようになる」” の続きを読む

ダニエル11章13節〜12章13節「神の公平なさばきを期待した歩み」

2011年8月28日

「正直者がバカを見る」ような世界、言葉巧みにうまく立ち回る人ばかりが評価される世の中は、誰もが嫌だと思いますが、現実はなかなか期待通りには動きません。それどころか、とんでもない邪悪な人間が権力を握ることがあり、神の民を苦しめるときがあります。ダニエル書は、そのような世界の不条理に対する答えとして記されています。そして、神の公平なさばきの現れこそ、キリストの復活です。キリストの十字架は、サタンの勢力の勝利と見られました。しかし、神はキリストを死者の中からよみがえらせました。 “ダニエル11章13節〜12章13節「神の公平なさばきを期待した歩み」” の続きを読む

ダニエル10章〜11章「権力者たちの争いの狭間で生きる」

2011年8月14日

私たちの周りには有能で影響力のある人々が数多くいます。また、神を知らない人々の中にも、クリスチャンよりもはるかに信頼できそうな人格者がいくらでもいます。その中で私たちは、自分がまわりの世界に「地の塩、世の光」として何らかの影響力を発揮できることを願います。 “ダニエル10章〜11章「権力者たちの争いの狭間で生きる」” の続きを読む

ダニエル9章「苦難が続く中での希望」

2011年7月24日

今から三十年近く前、私はドイツ銀行が集めてくれた一般投資家を前に、日本株投資の魅力を熱く語っていました。実際、そのとき日本株に投資したドイツ人は、通貨と株価の相乗効果でその後の五年余りのうちに少なくとも投資資産を三、四倍に増やすことができました。しかし、この教会が始まって間もなく、日本経済の成長は止まり、現在の株価も最高値の四分の一近くのままです。 “ダニエル9章「苦難が続く中での希望」” の続きを読む

ダニエル8章「権力者の脅しは長く続きはしない」

2011年6月26日

この世の多くの人々は、イエスが、「あなたの右の頬を打つような者には、左の頬をも向けなさい」(マタイ5:39) と言われたことばを知っています。しかし、それがしばしば、「泣き寝入り」の勧めかのように誤解されていないでしょうか。 “ダニエル8章「権力者の脅しは長く続きはしない」” の続きを読む

ダニエル7章「キリストの勝利は既に現れている」

2011年6月5日

私たちの周りには、キリストのご支配を見えなくさせる様々な不条理が日々おきます。しかし、聖書をよく読むと、すべての悲惨は神の御手の中にあるということが分かります。 “ダニエル7章「キリストの勝利は既に現れている」” の続きを読む

ダニエル5章〜6章「当たり前の生活から生まれる奇跡」

2011年5月15日

今、中国では、女川町の佐藤充さんという名が有名になっています。5月21日に来日する温家宝首相も同地に佐藤さんのご家族を訪ねたいと願っているとのことです。佐藤充さんは佐藤水産という会社の専務で、あの大地震のときご自分の家族の心配を後に回して20人の中国人研修生を高台に避難させた直後に、津波に流され命を落とされました。そして、その兄の佐藤仁社長もご家族の世話を後にして、雪の中、この20人の方の宿泊場所を探してくださったとのことです。 “ダニエル5章〜6章「当たり前の生活から生まれる奇跡」” の続きを読む

ダニエル3章〜4章「あなたの王はだれなのか」

2011年5月1日

英国のある新聞が、「この世界の何が間違っているのだろう」という疑問を読者に問いかけたところ、G.K.チェスタトン という有名なクリスチャン作家が、あまりにも簡潔に、「記者さま、私です。敬具。G.K.チェスタトン」と返信したとのことです。これこそイエスのメッセージの意味を心から理解した人の姿勢です。 “ダニエル3章〜4章「あなたの王はだれなのか」” の続きを読む

ダニエル1章〜2章「寄留者としてこの世に生きる」

2011年4月10日

福島第一原子力発電所から約5㎞の所に、東北地方の福音的な教会の中で非常に高い評価を受けていた福島第一聖書バプテスト教会があります。佐藤彰先生を中心に約50名の方が、現在、奥多摩福音の家での避難所生活をしておられます。子供たちが奥多摩の小学校に通い始め、日常生活のリズムが戻りつつあり、先日の礼拝には近郊に避難している方を含め80人近くが集まったとのことです。 “ダニエル1章〜2章「寄留者としてこの世に生きる」” の続きを読む