インパール作戦〜詩篇8篇

朝ドラ「エール」で今、インパール作戦の場面が放映されています。

昭和19年3月に開始した作成で、現ミャンマーのラングーンから、インド東北部のインパールを目指して進軍し、インド独立運動を助け、英軍を混乱に陥れるという壮大な作戦でしたが、作戦開始2か月で失敗が明らかになったにも関わらず、なお作戦がさらに2か月間も続けられ、投入兵力約9万のうち生還できたのはたった1万数千人に過ぎなかったと言われます。 “インパール作戦〜詩篇8篇” の続きを読む

朝ドラ「エール」〜詩篇34篇

今朝、NHKの朝ドラ「エール」を見ていたら、突然、聖書のことばが開かれました。

主人公の音楽家が、海軍航空隊の予科練生を励ます「若鷲の歌」を作曲します。この曲は、後に予科練の若者を特攻隊として送り出す歌として用いられます。 “朝ドラ「エール」〜詩篇34篇” の続きを読む

東京証券取引所の取引停止〜詩篇39篇

昨日はコンピューターシステムの東京証券取引所が一日閉鎖するという前代未聞の事態が生じました。

昨日は、珍しく、世界経済に影響を与えそうな事態が生じなかったから良かったのですが、一昨日は、米国の大統領選のための討論会があり、トランプ大統領の不利が報じられ、本日は、先ほどトランプ大統領が新型コロナへの感染が確認されたというニュースが流れました。

一昨日も、本日も、それぞれのニュースに対して日経平均株価が即座に200円余り下がりました(どの候補が有利になればよい……などという話は、横に置いての話です)。 “東京証券取引所の取引停止〜詩篇39篇” の続きを読む

「直ぐな人は御顔を仰ぎ見る」とレ・ミゼラブルのテーマ〜詩篇11篇

先日の婚約式のメッセージを準備しながら、婚約者の二人から指定された聖書箇所のⅠヨハネ4章16節の文脈を見ていましたら、その前の12節に「いまだかつて神を見た者はいません。私たちが互いに愛し合うなら、神は私たちのうちにとどまり、神の愛が私たちのうちに全うされるのです」というみことばが心に留まりました。 “「直ぐな人は御顔を仰ぎ見る」とレ・ミゼラブルのテーマ〜詩篇11篇” の続きを読む

彼らは恐れのないところで 大いに恐れた〜詩篇53篇5節

今、この半年間の教会の歩みを振り返っています。まさに新型コロナの脅威への対処が一番の大きな課題でした。ただ、日本全体の空気を見ると「彼らは恐れのないところで、大いに恐れた」(詩篇53:5) というみことばを思い起しました。 “彼らは恐れのないところで 大いに恐れた〜詩篇53篇5節” の続きを読む

ウィルス蔓延のピーク〜詩篇105篇

新型コロナウィルスの蔓延がピークを過ぎているという政府の新型コロナ対策分科会の報告がありました。沖縄の悲惨な状況などを聞くと、「見方が甘すぎはしないか……」と思う方も多いことと思われます。 “ウィルス蔓延のピーク〜詩篇105篇” の続きを読む

災害の「再文脈化」〜詩篇77篇抜粋

今日は、75回目の終戦記念日ですね。

日本がこれほど長い間、戦争に巻き込まれずに、平和が守られていたのは、戦時中の人々の心の底からの「うめき」があったからと言えましょう。その歴史を思い起こし続けることが、平和の鍵となると思います。 “災害の「再文脈化」〜詩篇77篇抜粋” の続きを読む

半沢直樹〜詩篇62篇9−12節

今、テレビドラマ「半沢直樹」が人気を博しています。先日、それを見ていたら、拙著「聖書から見るお金と教会、社会」に引用したことばが出てきて嬉しくなりました。

ドラマの主人公、半沢直樹は、父親が銀行のせいで自殺に追いやられたからこそ、銀行員になって社会の経済活動を支える本来の働きをしたいと願います。企業の資金需要に応えず、「晴れの日には傘を貸し、雨になったら取り上げる」ような銀行の身勝手な姿勢を正したいと悪戦苦闘します。彼は、ロスジェネ世代の部下に向かって次のように語っています。 “半沢直樹〜詩篇62篇9−12節” の続きを読む

エルサレムの平和のために祈れ〜詩篇122篇

新型コロナウィルスの蔓延が世界中に途方もない不安をよびおこしています。そして、不安は同時に、身近なところに様々な問題を引き起こしています。

仕事を失う人、経済的な困窮に陥る人、そればかりか様々な心の弱さを抱えて生活保護などを受けておられる方々にも不安が広がっています。援助活動に携わっていられる方々の中に、電話等を通しての相談件数が急増しているとのことです。まさに、私たちの身近なところから日常の平和が失われています。 “エルサレムの平和のために祈れ〜詩篇122篇” の続きを読む