昨日、ノーベル医学、生理学症の受賞者としてハンガリー生まれのカタリーン・カリコ氏の名と働きが紹介されました。新型コロナ・ワクチンに関しての議論は別として、日本で見過ごされがちのことをご紹介させていただきます。 “ノーベル賞と移民の貢献〜Ⅱサムエル15:13–23” の続きを読む
Thank You For The Music〜サムエル記第二6章16節
この一週間余り、結婚式、牧師就任祝福式の司式などが続き、多忙な日を過ごしておりましたが、昨日は静かに、国立の新居で過ごすことができました。そこでは47年前の入社の際に買った大きなステレオスピーカーが優しい音を奏でてくれています。僕がドイツに会社から遣わされたのは1979年4月で、ドイツではスウェーデンのロックバンド ABBAの全盛期でした。コンサートに行ったこともあり、ドイツで多くのレコードを買いました。そのとき、日本から持って行ったこのスピーカーでそのレコードを聴いていました。 “Thank You For The Music〜サムエル記第二6章16節” の続きを読む
日本の課題——リスクを共有し引き受ける〜Ⅱサムエル15章
この半年間、国際金融市場でドル高が驚くべきスピードで進んでいます。私たちは「円安」と表現しますが、これは明らかにドルの価値が他国通貨に対して一方的に上がる、ドル高を指しています。ただ、円の価格は他通貨に対しても特別に安くなっていますから、「円安」というこもできます。半年前には1ドル120円程度だった相場が、今は1ドル150円近くまでなっています。他国は米国に追随するように金利を上げていますが、日本はその中で、頑なに低金利政策を守り続けています。その際に理由として言われるのが、日本経済の腰の弱さです。米国は賃金上昇を含む景気のよさに対して金利引き上げで対応できますが、日本の場合は、物価が上がっても賃金を引き上げるほどにならないほどに企業の成長能力が低いままだということのようです。 “日本の課題——リスクを共有し引き受ける〜Ⅱサムエル15章” の続きを読む