詩篇30篇「死の支配からの解放」
私たちはすでに復活のいのちのうちに生かされています。そのことを何よりも歌っているのがこの詩篇と言えましょう。「永遠のいのち」とは、キリストにある復活のいのちが今から始まっていることを意味します。この標題が示すのは、これがもともと主 (ヤハウェ) の「家」である神殿奉献の歌であったということです。ダビデは神殿建設を後継者に委ねましたが、その準備には万全を期していたからです。彼は1-3節、自分の個人的な体験を繰り返しながら、それが会衆全体の信仰告白につながるように願っています。 “死の支配からの解放〜詩篇30篇” の続きを読む