ネヘミヤ13章4〜31節「人の心の限界を超える神の救い」

2012年3月11日

昨年の東日本大震災以来、日本では絆という言葉に代表されるような糸偏のことばが好まれています。日本は、団結力によって難局を乗り切るなどという国民意識の高揚も見られます。そのような中で、ふと、そこに息苦しさを感じる人もいます。なぜなら、はずれた見方をする人は排除されがちだからです。そして、人間関係を何よりも大切にする意識こそが、原発の安全神話を作り、想定外の危機への対処を怠るという構造を作ってきたと思われるからです。 “ネヘミヤ13章4〜31節「人の心の限界を超える神の救い」” の続きを読む

ネヘミヤ12章27〜43節「主を賛美する群れとしての成長」

2012年2月26日

聖書の民の礼拝の最大の特徴は、その中心に豊かな音楽があるということです。そして、その豊かさは、共同体全体として専門の聖歌隊や楽器奏者を支えるということから生まれます。ダビデの何よりの遺産は、その美しい詩篇の賛美とともに、専門家を育て、賛美を組織化したということにあります。ルターの宗教改革の何よりの特徴は、その音楽の豊かさにありました。 “ネヘミヤ12章27〜43節「主を賛美する群れとしての成長」” の続きを読む

ネヘミヤ9章〜10章「神の真実を思い起こす」

2011年2月5日

キリスト教会では、時に、神のさばきを語り、罪の自覚を強く促した上で、赦しの喜びを告げようとしますが、それは人を委縮させる方向に働きます。しかも、恐怖心によって人を支配するのは、人を奴隷状態に留めることに他なりません“ネヘミヤ9章〜10章「神の真実を思い起こす」” の続きを読む

ネヘミヤ5章1節〜7章4節「人は石垣、人は城、情けは味方、仇は敵」

2012年1月8日

16世紀の甲斐の大名の武田信玄のことばに、「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」ということばがあり、これが1961年に作られた民謡歌曲では、「人は石垣、人は城、情けは味方、仇は敵」と歌われています。信玄は強固な城を築くよりも家臣たちとの心の繋がりこそが最大の防御になると信じました。そして、徳川家康は信玄に敗北することを通してそれらの原則を学び、それが徳川幕府の長期政権へと結びつきます。 “ネヘミヤ5章1節〜7章4節「人は石垣、人は城、情けは味方、仇は敵」” の続きを読む

ネヘミヤ3章〜4章「祈りつつ、助け合いつつ、備えつつ」

2011年12月11日

聖書では、安息日の教えから始まって、季節ごとの様々な祭りなど、休むことが神の前での義務とされている日々が数多くあります。長い人生を短距離走のように走り抜けようとすると、自分の身にも周りにも様々な害を及ぼします。しかし、人生には多くの人々とともにビジョンを共有しつつ助け合って果敢に行動すべき時があります。しかも、そのような時には、必死に働きを妨害しようとする勢力も生まれますから、それに対する備えも必要です。そして、すべての基礎に、神への祈りが必要です。 “ネヘミヤ3章〜4章「祈りつつ、助け合いつつ、備えつつ」” の続きを読む

ネヘミヤ1章〜2章「神の恵みの御手が働くとき」

2011年11月27日

私たちの人生は、なかなか思い通りには進みません。そのような中で、多くの信仰者は、伝道者の書の3章に、「すべてには季節があり、天の下のすべての営みには時がある・・崩すのに時があり、建てるのに時がある。泣くのに時があり、笑うのに時がある・・・求めるのに時があり、失うのに時がある・・黙るのに時があり、話すのに時がある・・私は見た…神がすべてをご自身の時に美しくしておられるのを」(1-11私訳)(新改訳「神のなさることは、すべて時にかなって美しい」)と記されていることに慰めを見出しています。 “ネヘミヤ1章〜2章「神の恵みの御手が働くとき」” の続きを読む