ネヘミヤ5章1節〜7章4節「人は石垣、人は城、情けは味方、仇は敵」

2012年1月8日

16世紀の甲斐の大名の武田信玄のことばに、「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」ということばがあり、これが1961年に作られた民謡歌曲では、「人は石垣、人は城、情けは味方、仇は敵」と歌われています。信玄は強固な城を築くよりも家臣たちとの心の繋がりこそが最大の防御になると信じました。そして、徳川家康は信玄に敗北することを通してそれらの原則を学び、それが徳川幕府の長期政権へと結びつきます。 “ネヘミヤ5章1節〜7章4節「人は石垣、人は城、情けは味方、仇は敵」” の続きを読む

ネヘミヤ3章〜4章「祈りつつ、助け合いつつ、備えつつ」

2011年12月11日

聖書では、安息日の教えから始まって、季節ごとの様々な祭りなど、休むことが神の前での義務とされている日々が数多くあります。長い人生を短距離走のように走り抜けようとすると、自分の身にも周りにも様々な害を及ぼします。しかし、人生には多くの人々とともにビジョンを共有しつつ助け合って果敢に行動すべき時があります。しかも、そのような時には、必死に働きを妨害しようとする勢力も生まれますから、それに対する備えも必要です。そして、すべての基礎に、神への祈りが必要です。 “ネヘミヤ3章〜4章「祈りつつ、助け合いつつ、備えつつ」” の続きを読む

ネヘミヤ1章〜2章「神の恵みの御手が働くとき」

2011年11月27日

私たちの人生は、なかなか思い通りには進みません。そのような中で、多くの信仰者は、伝道者の書の3章に、「すべてには季節があり、天の下のすべての営みには時がある・・崩すのに時があり、建てるのに時がある。泣くのに時があり、笑うのに時がある・・・求めるのに時があり、失うのに時がある・・黙るのに時があり、話すのに時がある・・私は見た…神がすべてをご自身の時に美しくしておられるのを」(1-11私訳)(新改訳「神のなさることは、すべて時にかなって美しい」)と記されていることに慰めを見出しています。 “ネヘミヤ1章〜2章「神の恵みの御手が働くとき」” の続きを読む