Ⅱサムエル21章〜24章「天の王に従う地の王として生きる」

2018年4月8日

1961年のことですが、17歳の女の子が自殺企図のため閉鎖病棟に閉じ込められ、壁や床に自分の頭を打ち付けていました。それから6年後のある夜、ある教会堂の十字架の前でお祈りしているとき、不思議に目の前の十字架が輝き出し、神の愛が自分に迫って来る体験をしました。その直後に、自分の口からふと、「I love myself・・」という言葉が出てきました。自分自身を愛するという思いは、初めての体験でした。

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Ⅱサムエル18章〜20章「最も身近な人が苦しみの原因となる」

2018年3月11日

以前、ある関係者の誘いで、第二次大戦の激戦地、硫黄島で開かれた日米合同記念会に参加する機会を得ました。この戦いでは22,800人の日本兵が11万人の米国兵を迎え撃って、米国兵に死傷者28,686人という太平洋戦争最大の被害をもたらしました。

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Ⅱサムエル15章13節〜17章「人生のどん底から始まる救い」

2018年3月4日

サムエル記第二13-15章初めを読むと、「ダビデは何と愚かな父親なのだろう・・・」と唖然とするかもしれません。危機の中での「アダムの沈黙」はダビデの問題であり、多くの男たちの課題です。

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Ⅱサムエル13章20節〜15章18節「ダビデの沈黙が生んだ悲劇」

2018年2月18日

あなたの父親、またあなたの夫が、肝心のときに黙り込んでしまって、責任を果たそうとしないということがないでしょうか。そんなとき人は、「男らしくない!」と非難しますが、実は、それは、「ああ、彼は男なんだな。アダムの子孫なんだな・・」と言うことができるかもしれません。

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Ⅱサムエル7章〜10章「神の真実とダビデの真実」

2018年2月4日

悪いと分かっていることに手を出してしまうことを、「つい、魔が差してしまって・・」と言われます。これを英語にすると、tempted by an evil spirit(悪霊に誘惑されて)と訳されるようですが、日本語の微妙なニュアンスを現わしているとは言えません。「どうして、あの真面目な人が・・・」と言われるほど理由がわからないときに用いられる表現です。

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Ⅱサムエル7章〜10章「神の真実とダビデの真実」

2018年1月28日

聖書の物語をひとことで述べると「神の真実(ヘセド)」の歴史と呼ぶことができます。

聖書には、神の燃える怒りが何度も描かれますが、同時に神はご自分を裏切り続けるイスラエルの民に、「怒りがあふれて、少しの間、わたしは、顔をあなたから隠したが、永遠の真実の愛(ヘセド)をもって、あなたをあわれむ」(イザヤ54:8)と語っておられます。これこそが、神の怒りと真実の関係を現わす最高のみことばとも言えます。

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Ⅱサムエル5章4節〜7章19節「ダビデからキリストへ」

2017年12月10日

私たちはクリスマスのたびに、「闇の中を歩んでいた民は 大きな光を見る」(イザヤ9:2)と読みながら、神の民が「救い主」の到来を待ち続けていたと語ります。ここには逆説が込められています。それは闇のただ中に置かれ続けながら、そこで希望の「光」を見続けるという意味です。 “Ⅱサムエル5章4節〜7章19節「ダビデからキリストへ」” の続きを読む

Ⅱサムエル1章〜5章5節「神の時が満ちるのを待つ」

2017年12月3日

あなたの前に、「目の上のたんこぶ」のような人がいないでしょうか。ダビデは、サムエルから王としての任職の油注ぎを受けたとき、「紅顔の美少年」でした。彼が強くなるにつれ、サウルからの迫害が激しくなり、彼はその状況に十数年間は耐えたと思われます。 “Ⅱサムエル1章〜5章5節「神の時が満ちるのを待つ」” の続きを読む

Ⅱサムエル11章〜13章19節「ダビデの恐ろしい罪と神の赦し」

2007年1月28日

失敗をした言い訳に、「ストレスを受けていたから……」と言われることがありますが、人が道を踏み外すのは順調であるときの方が多いかもしれません。だからこそダビデは詩篇19篇で「このしもべの高慢を抑え、支配させないでください。それで私は完全にされ、重い罪からきよめられます」と祈っています。それは彼の反省から生まれているのでしょうが、不思議にも、ここでは彼が犯した恐ろしい罪の動機はほとんど分析されていないかのようです。 “Ⅱサムエル11章〜13章19節「ダビデの恐ろしい罪と神の赦し」” の続きを読む