箴言25章1〜11節、16〜22節、28節「わからない世界で生きる」

2012年10月14日 日本の電車の時刻の正確さは、世界に誇ることができるものです。私たちはどこに行くのにも、あらかじめ乗り継ぎ時間を調べながら、自分の時間を事前に管理できます。私の場合も、神経症的な性格のせいか、いろん …

マルコ12章1〜12節「真の王を忘れた国の悲劇」

2012年8月19日 すべての国は、内側から滅びると言われます。日本が第二次大戦の始めた無謀さも確かに問題なのですが、誰も目にも敗北が明らかになりながら、戦争を終結させる指導力が日本の政治になかったということが、東京大空 …

イザヤ66章7〜24節「神が創造してくださる礼拝」

2011年1月23日 新渡戸稲造は「武士道」という著書で、日本の武士道とキリスト教精神に共通点があることを描き、それは国際的なベストセラーになりました。小生も同じ大学の大先輩であるという理由だけで、尊敬とともに親近感を覚 …

マタイ1章1〜25節「神の約束の成就をこの地で見る」

2010年12月19日 「約束」という漢字には、目印を付け、木を束ねて縛るという意味が込められています。つまり、「約束」には互いを束縛する取り決めを忘れないようにするという意味があります。そして、これはヘブル語の「契約」 …

イザヤ54章1節〜55章13節「奴隷根性から自由な生き方」

2010年10月10日 日本は不思議な国です。自国通貨の価値をアメリカの視点で計り、「円高!」と表現します。ユーロもオーストラリアドルもスイスフランも韓国のウォンも、それぞれ円に対して一ヶ月あまりで一割から7%近くも上が …

イザヤ45章15節〜46章13節「胎内にいるときから担われている私」

2010年6月27日 私たち福音派の教会では、イエスを救い主と告白したときから、神の子とされ、新しい人生が始まったという意味で、「救いの証し」を分かち合います。その中で、つい、昔の自分や、生まれ育った家庭環境を悪く描きす …

エレミヤ35章〜38章「主のことばを軽蔑する悲劇」

2009年5月24日 韓流ドラマなどでは良い人と意地悪な人の対比が驚くほど強調される傾向がありますが、現実の世の中のほとんどはどちらとも言えない人でしょう。今回の箇所には、「忠実な人」、「極悪人」、「気の弱い善人そうな悪 …