「戦後七十年を迎えるに当たって」 — 剣を鋤に、槍をかまに打ち直す社会を待ち望みつつ

立川チャペル便り「ぶどうぱん」2015年夏号より 東日本大震災と福島原発事故の後、「これは第二の敗戦である」という論調が数多く見られました。人々は、「想定外」ということばの欺瞞に気づき、「安全神話」という「神話」が作られ …

マタイ1章1〜17節「新約の創世記 – イエス・キリストの系図」

2014年12月14日 「約束」という漢字には、目印を付け、木を束ねて縛るという意味が込められています。つまり、「約束」には互いを束縛する取り決めを忘れないようにするという意味があります。そして、これはヘブル語の「契約」 …

ゼパニヤ1章1節〜2章3節「主を尋ね求めない者たちへの主の怒り」

2014年1月26日 私たちはみな、自分が無視されることに腹を立てます。しばしば、多くの妻たちは、経済的な不安以前に、夫の目が自分に向けられていないことに心を痛めています。実は、私たちの創造主も、何よりも私たちの心が主に …

ナホム1章〜2章2節「敵を用いて謙遜にし、その後に敵をさばく神」

2013年12月1日 日本では昔から、大岡越前(再放送中)だとか水戸黄門などが根強い人気を博しています。これは意外に、若い主婦の間でも人気だということに驚きました。私たちの周りにはいつも自分の力を誇って、人を振り回す人が …

ミカ5章〜6章「平和への救い主とともに歩む」

2013年11月3日 ミカ書5章はキリスト預言として有名です。ただ多くの人が見過ごしていることに、その救いが、「彼は、私たちをアッシリヤから救う」と描かれていることがあります。アッシリヤとは、横暴な支配者の代名詞です。そ …

ミカ1章〜2章 「この世の権力者たちへのさばき」

2013年10月6日 伊勢神宮の式年遷宮のことが大きな話題になっていました。天皇家は天照大御神の子孫が天から地に下ったことに始まると言われます。そして、天照大御神の臨在のしるしが八咫鏡(やたのかがみ)で、そのご神体を20 …

イザヤ7章1〜17節、9章6〜7節「神が、私たちとともにおられる」

2012年12月16日 「『神が、私たちとともにおられる』というなら、なぜこんな不条理が放置されているのでしょう・・」という気持ちの中で、神を礼拝しに来るのが苦痛になっている人がいます。また、「神を信じても何も変わりはし …