ヨーロッパにはキリストの弟子を自分たちの地方の守護聖人として崇める伝統があります。たとえばペテロの兄弟アンデレはスコットランドの守護聖人とされ、それは青地に斜め白十字の国旗にも表されています。それは、彼の殉教後に、彼の骨を乗せた船がスコットランドに流れ着いたと言われているからです。 “マタイ26章69〜75節「この岩の上にわたしの教会を建てます」” の続きを読む
イザヤ32、33章「見よ、シオンを、私たちの祝祭の都を」
「イエス様を信じたら、天国に行ける……」というのは間違っていませんが、その「天国」とはどのようなところでしょう。そこで思い浮かぶのが聖歌687番で、「1. まもなくかなたの流れのそばで、楽しく会いましょう、また友達と。 神様のそばの綺麗な綺麗な川で、みんなで集まる日の、ああ懐かしや。 2. 水晶より透き通る流れのそばで、主を賛美しましょう、み使いたちと……」と歌われます。 “イザヤ32、33章「見よ、シオンを、私たちの祝祭の都を」” の続きを読む
マタイ26章57〜68節「イエスの王としての現れ」
世界中のほとんどの人は、イエスが無実の罪で十字架刑にされた悲劇の主人公であるかのように見ています。事実、十字架は神の愛を表すシンボルと見られ、未信者でさえ装飾品として首にかけているほどです。しかし、私たちは、キリストの支配がすでに今始まっていることを、たとえばメサイアのハレルヤコーラスで、「He shall reign for ever and ever, King of Kings, Lord of Lords(キリストは統べ治めておられる、王たちの王、主たちの主として)」と賛美します。 “マタイ26章57〜68節「イエスの王としての現れ」” の続きを読む
イザヤ30、31章「主 (ヤハウェ) の前に静まる中に生まれる力」
目の前の問題に圧倒されていたとき見えなかったことが、ふとしたことで解決が見えたというようなことがないでしょうか。熱くなりすぎたり、力づくになってしまうことは、かえって問題を複雑化させてしまいがちです。 “イザヤ30、31章「主 (ヤハウェ) の前に静まる中に生まれる力」” の続きを読む
マタイ26章47〜56節「剣を取る者はみな剣で滅びます」
フィリピンの監獄の中からの遠隔操作で、日本の若者たちが闇バイトに誘われ、脅され、強盗を働かされたことが明らかにされました。一見、強がっている若者たちが、簡単にそのような脅しに屈してしまうのは何とも不思議です。ただ、それはイエスの弟子のペテロも似たようなものでした。 “マタイ26章47〜56節「剣を取る者はみな剣で滅びます」” の続きを読む
ルカ8章43〜48節「安心して行きなさい」(鈴木俊見師 KGK キリスト者学生会 主事)
2023年1月29日(音声のみ)
イザヤ28、29章「主のことばへの渇き」
私たちは主からの使命を発見できた時、自分が神の最高傑作として創造されているということを知ることができます。そして、「生きるべき理由を知っている人は、ほとんどすべての苦難に耐えることができる」とも言われます。そして、あなたに生きる使命を個人的に教えるものこそが聖書です。 “イザヤ28、29章「主のことばへの渇き」” の続きを読む
詩篇139篇「神の最高傑作として生かされる」
人は今、小川のせせらぎや森の木々、太陽の光さえなくても過ごせるような人工的な世界に住んでいます。世界の創造主を忘れ、人間の能力が達成したものばかりを見ていると、いつも何かに駆り立てられるような気持ちになるのかもしれません。 “詩篇139篇「神の最高傑作として生かされる」” の続きを読む
マルコ10章41〜45節「負から正への大逆転をもたらされたイエス」(寺村幸雄神学生)
2023年1月8日(音声のみ)
創世記2章4節~3章24節「神のようになることの悲劇」
テキスト読み上げ
昨年のレコード大賞の Habit (Sekai no owari) の歌詞が人間の最初の罪を現していると思えました。 “創世記2章4節~3章24節「神のようになることの悲劇」” の続きを読む