感動から生まれる学び〜詩篇19篇

私たちの世界では、「頭が良い」とか「頭が悪い」と人を評価することばが行き交います。幸い、今、僕のことを「頭が悪い」という人は余り多くはいないように思いますが、実は、「僕は何で、こんなに物覚えが悪いんだろう……」と悩んできたのです。特に、中学校、高校と、英語の勉強について行けなくて悩みました。大学では、ドイツ語の学びについて行けませんでした。神学校では、ヘブル語、ギリシャ語の学びについて行くのが大変でした。 “感動から生まれる学び〜詩篇19篇” の続きを読む

岸田首相の所信表明演説〜エレミヤ29章4節、ローマ13:1–7

岸田文雄新総理大臣の所信表明演説原稿を拝見して

私たち福音自由教会においてはそれぞれの「良心の自由」を何よりも尊重することにしています。特にこの世の政治に関しては、それぞれの人の生まれ育った環境や受けた教育、育った時代背景が決定的な影響力を持っています。ですから、革新的な見解を持つ人は、どれほど議論しても同じ立場を貫きますし、保守的な政治見解を持つ人は、その理念を貫きます。そして、不思議に、どれほど聖書を読んでも、自分の政治理念を強化する読み方ができてしまうものです。ですから、教会で政治について語ることには本当に細心の注意が必要です。ただ、そのように言っていながら、政治議論を話題にせざるを得なくなるのが小生の性格ですので、それを割り引いてお読みいただければ感謝です。 “岸田首相の所信表明演説〜エレミヤ29章4節、ローマ13:1–7” の続きを読む

詩篇の祈り、御手の中で

なぜ、詩篇を祈るのか?2020年4月1日から6月初めまで毎日のように詩篇の祈りを配信し、その後は週に3回程度の配信を行ってきております。それにしても、「なぜ、詩篇の祈りなのですか?」、「この不安の中でもっと、分かりやすいメッセージが欲しい……」という声もあることは承知しています。 “詩篇の祈り、御手の中で” の続きを読む

新しい日本のリーダー 「核兵器のない世界へ」

最近の自民党総裁選に関する報道には違和感を覚えてる人も多いかと思われます。本来の議院内閣制のあり方からすれば、国民がどの政党を支持するかということを原点に、内閣総理大臣が決まるべきだからです。 “新しい日本のリーダー 「核兵器のない世界へ」” の続きを読む

ドイツの政権交代 環境政策〜詩篇96篇

日本では戦後で実質的に35人目の内閣総理大臣になりそうな人がまもなく選ばれようとしていますが、ドイツではようやく戦後8人目の首相の退陣が決まったところです。戦後のドイツでは1949年からの20年間はキリスト教民主同盟が政権を握っていました。その中でアデナウアーは14年間首相の座にいました。1969年からの13年間は社会民主党の政権で、ブラント、シュミットがそれぞれ安定した政権運営を行っていました。1982年からの16年間はキリスト教民主同盟の政権でコール氏が16年間も首相の座にとどまり、東西ドイツの統一を成し遂げました。 “ドイツの政権交代 環境政策〜詩篇96篇” の続きを読む

詩篇121篇「私は山々に向かって目を上げる」〜詩篇121篇

多くの人々は詩篇121篇をご自分の詩篇として愛唱しておられます。それにちなんだ賛美も多数あります。今まで多くの交読文を作ってきましたが、詩篇121篇がなかったことに気づき改めて作ってみました。味わっていただければ幸いです。今度はエズラ記1、2章からメッセージしますが、礼拝の最初ではこの詩篇を交読します。また一番最後に、英語で申しわけないですが、美しい映像と共にこの詩篇の賛美をご紹介します。 “詩篇121篇「私は山々に向かって目を上げる」〜詩篇121篇” の続きを読む

いじめを無くすための涙ぐましい努力〜詩篇71篇

今朝、NHKニュースを見ていたら、ある学校で、先生が生徒たちにワクチン接種を受けたかどうかを尋ね、挙手によって応答を求めたことが大問題とされていました。学校側は、いじめの原因になるようなことをしてしまったと、深く謝罪し、保護者全員に丁寧な文書を配らざるを得なくなったとのことです。また報道している側も、そのような問いかけはあってはならないことと、問いかけ自体が間違っていたというコメントがなされていました。その先生は、軽い気持ちで生徒に聞いたに過ぎないことが、全国放送で対応を非難されるはめになりました。その先生は大丈夫か……と心配になりました。 “いじめを無くすための涙ぐましい努力〜詩篇71篇” の続きを読む