プロテスタント教会にとって、10月31日はハロウィンの日ではなく、宗教改革記念日です。マルティン・ルターは五百年前のこの日に、ウィッテンベルグの城教会の門に、免罪符に抗議する95箇条の提題を張り出したと言われます。ハロウインの起源は、「諸聖人の日」の前の晩、Hallow Eve に由来するとも言われますが、ルターは敢えて、異教的な習慣が入り込んだこの日を選んで抗議したとも言えます。 “ハロウィンは宗教改革記念日” の続きを読む
天皇家の結婚〜詩篇2篇
—— 今ここにある「神の国」について ——
昨日は皇嗣家のご長女の結婚に関しての報道に多くの国民の心が釘付けになっていたことと思います。選挙日程を考える際に、このタイミングも考慮されたと公に報道されていたほどでした。 “天皇家の結婚〜詩篇2篇” の続きを読む
神のさばきは福音〜詩篇73篇その他
衆議院議員選挙で心が騒ぐ毎日ですが、いかがお過ごしでしょう。なかなか私たちの理想に合致する政党がなくて困る……というのが多くの方々の感想かと思います。しかし、投票に行かなければ、結果的に、自分が一番嫌う政党を応援することにつながりかねませんから、ともに祈って行きたいと思います。今、月に一度程度参加している、「キリスト教と公共性研究会」というのがあり、昨日はそこで、信仰義認の教えを巡って小生がレポートしました。その結論部分だけでもお分かちさせていただければ幸いです。 “神のさばきは福音〜詩篇73篇その他” の続きを読む
涙とともに種を蒔く者は 喜び叫びながら刈り取る〜詩篇126篇
オストメイト〜詩篇113篇
ぶどう園の労働者のたとえ〜マタイ20章1–16節
明日の礼拝ではマタイ20章1–16節の「ぶどう園の労働者のたとえ」からお話ししますが、これを現代の日本で課題になっている同一労働同一賃金の理想からすると、とんでもない不条理とも言えます。 “ぶどう園の労働者のたとえ〜マタイ20章1–16節” の続きを読む
感動から生まれる学び〜詩篇19篇
ギャングを生かす道〜詩篇8篇
岸田首相の所信表明演説〜エレミヤ29章4節、ローマ13:1–7
岸田文雄新総理大臣の所信表明演説原稿を拝見して
私たち福音自由教会においてはそれぞれの「良心の自由」を何よりも尊重することにしています。特にこの世の政治に関しては、それぞれの人の生まれ育った環境や受けた教育、育った時代背景が決定的な影響力を持っています。ですから、革新的な見解を持つ人は、どれほど議論しても同じ立場を貫きますし、保守的な政治見解を持つ人は、その理念を貫きます。そして、不思議に、どれほど聖書を読んでも、自分の政治理念を強化する読み方ができてしまうものです。ですから、教会で政治について語ることには本当に細心の注意が必要です。ただ、そのように言っていながら、政治議論を話題にせざるを得なくなるのが小生の性格ですので、それを割り引いてお読みいただければ感謝です。 “岸田首相の所信表明演説〜エレミヤ29章4節、ローマ13:1–7” の続きを読む
詩篇の祈り、御手の中で
なぜ、詩篇を祈るのか?2020年4月1日から6月初めまで毎日のように詩篇の祈りを配信し、その後は週に3回程度の配信を行ってきております。それにしても、「なぜ、詩篇の祈りなのですか?」、「この不安の中でもっと、分かりやすいメッセージが欲しい……」という声もあることは承知しています。 “詩篇の祈り、御手の中で” の続きを読む