この数日間、テレビでは有名芸能人の自死の報道に多くの時間が割かれています。亡くなられた方を悼む気持ちは大切ですが、「その方が、いかに立派な生き方をしてきたか……」と、過度にその方の人生を美化するような報じられ方がなされることには、首をかしげざるを得ません。それは、「このように立派な人でも、自死するのだから、私も死んでもいいのでは……」という雰囲気を社会全体に広げるからと言われます。コロナでの閉塞感の中、自死の連鎖を生み出しはしないか、心配です。 “死にたい気持ちを祈る〜ヨブ記2、3章” の続きを読む
御霊の現れ——母の日
当教会では最近、イースターやクリスマス祝会を、対面とZoomで行い、最後に動画を作成しております。限定公開ですが、ご希望の方には開き方をご案内できますので、ご遠慮なく ください。 “御霊の現れ——母の日” の続きを読む
「神のかたち」に創造された私たち——「雅歌」に記された愛の目覚め
ゴールデン・ウィークの真っただ中ですが、いかにお過ごしでしょう。小生は、いつもと同じように教会に来て、いろいろたまっていた仕事をしております。休みは皆さんと違ったタイミングで取っているだけですが…… “「神のかたち」に創造された私たち——「雅歌」に記された愛の目覚め” の続きを読む
ウクライナ・ロシアの復活祭
今やキリストは眠った者の初穂として、死者の中からよみがえられました。
Ⅰコリント15:20
欧米の教会では復活祭は4月17日に祝われましたが、ウクライナでもロシアでも復活祭はこの前の日曜日の24日に祝われました。それは、西方教会ではグレゴリオ暦によって、東方教会はユリウス暦によってイースターの日を計算するからとのことです。 “ウクライナ・ロシアの復活祭” の続きを読む
ウクライナの歴史と隷属からの解放
ウクライナ情勢がますます厳しくなっています。日本人の感覚からしたら、どうしてウクライナ人はここまで激しく抵抗するのかと思うかもしれませんが、それは日本が基本的に外国の支配下に置かれたことがないからかもしれません。唯一日本が外国に占領されたのは第二次大戦直後です。しかし、不思議に、多くの日本人が当時のマッカーサー元帥の占領を喜んでいるほどです。日本国憲法における基本的人権に関わる条項には聖書的な視点が明確に含まれています。 “ウクライナの歴史と隷属からの解放” の続きを読む
この世の不条理とイエスの十字架——受苦日礼拝のご招待
今週はイエス様が十字架にかかられたことを覚える受難週です。 “この世の不条理とイエスの十字架——受苦日礼拝のご招待” の続きを読む
怒りなさい、しかし罪を犯すな……悪魔に機会を与えないように
ウクライナからの悲惨な話が日々伝わってきます。何という非人間的なことが行われてきたことでしょう。 “怒りなさい、しかし罪を犯すな……悪魔に機会を与えないように” の続きを読む
ナターシャ・グジーの歌〜詩篇36篇
毎日、私たちを不安にするニュースばかりが流れます。しかし、キリストのうちに生かされる者は、どんな悲しみや苦しみの中にも光を見ることができます。 “ナターシャ・グジーの歌〜詩篇36篇” の続きを読む
不信の連鎖——ウクライナ〜ピリピ4章8、9節
ウクライナの状況がとってもとっても心配ですね。特に、この一週間の間に、恐ろしいことが発覚するかもしれないのは、ウクライナ南東部の港湾都市マリウポリです。アゾフ海に面した人口40万人の美しいリゾート都市でもありました。そこの建物の90%が瓦礫と化し、今、15万人程度がその町に取り残され、水も食料も尽きていると言われていますが、実態がよく分かりません。 “不信の連鎖——ウクライナ〜ピリピ4章8、9節” の続きを読む
キエフの教会での礼拝のようす〜ハバクク書
先週3月15日にお知らせしましたが、1986年のチェルノブイリ原発事故を契機に、その地のユダヤ人がイエスを救い主と信じる信仰に導かれ、そこに血筋の上でのウクライナ人をはじめとする異邦人が加わり、すばらしい教会が生まれています。「キエフ・メシアニック・ジュー集会(非ユダヤ人とユダヤ人が集うキリスト者の集会)」で、2000人余りの人が集う世界的な教会になっています。 “キエフの教会での礼拝のようす〜ハバクク書” の続きを読む