立川チャペル便り「ぶどうぱん」2024年クリスマス号より
私たちはいつもいろんなことで心が騒ぎ、また落ち込みます。もっとキリストにある平安をいつも味わっていたいとは願いますが、目の前に起きるさまざまことに心が揺れます。
私にとっては、今年の5月末、母が天に召されたことが、本当に大きなことでした。重症筋無力症という難病の中、97歳まで生かされたことは、この世的には大きな恵みでしょうが、自分の心の中には今も大きな穴が開いている感じがします。2020年からの新型コロナの期間を本当に恨めしく思います。その直前には、母の施設の同じ部屋に泊まることもできたのに、それが会うこともままならなくなりました。母の人生の歩みをもっともっと聞いておきたかったという後悔があります。 “神の選びの中で” の続きを読む