先日、ウクライナで傷ついた兵士たちの魂の叫びに耳を傾けている船越先生から、「戦争が回避できないこの壊れた世界に生かされている現実と、同時にすでに神の国に属する者とされているクリスチャンとしての使命の大きさとの間で、『何が正解なのか』、本当に分からなくなることがしばしばあります……闇が深すぎて自分たちが進むべき道を見失ってしまうことがあります」という悲痛な叫びが届きました。 “詩篇96篇「主 (ヤハウェ) は王である……喜べ天よ 喜び踊れ 地よ」” の続きを読む
日本の村社会が生み出す闇と詩篇37篇3–6節
BBC(英国公共放送)での報道を改めて拝見して、この問題の根深さ、日本の村社会の闇に改めて気づかされました。僕は、正直、加害者であるジャニー氏が亡くなってしばらくたって初めて、被害者の訴えが取り上げられ、問題がクローズアップされることに違和感を覚えていました。 “日本の村社会が生み出す闇と詩篇37篇3–6節” の続きを読む
開いてください心の目を、心の耳を〜詩篇34:8、イザヤ50:4
私たちの目の前には毎日どのような現実が見えているでしょう。 “開いてください心の目を、心の耳を〜詩篇34:8、イザヤ50:4” の続きを読む
すべての民族への福音〜イザヤ56章7節、詩篇150篇6節
休暇中に興味深いタイトルの本を買って読み始めました。「社会はなぜ左と右にわかれるのかー対立を超えるための道徳心理学」(ジョナサン・ハイト著) “すべての民族への福音〜イザヤ56章7節、詩篇150篇6節” の続きを読む
「私が平和を……と語りかければ 彼らは戦いを求める」〜詩篇120篇
今、リトアニアで開かれているNATO(北大西洋条約機構)の会議に、日本の岸田首相が参加しています。昨年に引き続き二回目です。それは、どのようにロシアによるウクライナ侵攻を止めるかについての会議であり、明確に軍事政策が話し合われる場です。 “「私が平和を……と語りかければ 彼らは戦いを求める」〜詩篇120篇” の続きを読む
人影の石〜詩篇144篇4節
ウクライナのゼレンスキー大統領が、広島の原爆資料館を見た後、以下のような演説をしておられます “人影の石〜詩篇144篇4節” の続きを読む
詩篇144篇と人の価値 —— 村上春樹の新作「街とその不確かな壁」
村上春樹の新作「街とその不確かな壁」という小説を読みました(2回)。ネタバレになるといけないので、内容は書きませんが、改めて、自分の心の奥底にある思いと、普段自覚している自意識の関係を考えることができました。彼の小説はファンタジーを用いるので分かりにくい面もありますが、かえってそれによって、自分の心の奥底にある未整理の感情に向き合うことができるとも言えます。今回、特に興味深かったのは、小説の真ん中あたりに詩篇144篇4節のみことばが、以下のように引用されていたことです
人は吐息のごときもの。その人生はただの過ぎゆく影に過ぎない。
拙著「心が傷つきやすい人への福音」再版〜詩篇109篇21、22節
今まで多くの方々の相談に乗りながら、一番切実な悩みは、身近な人との人間関係にあるような気がします。そのようなとき、自分の正直な気持ちを創造主なる神に訴えながら、自分のことに関しては、以下のように祈ることができるなら、とっても気が楽になるのではないでしょうか “拙著「心が傷つきやすい人への福音」再版〜詩篇109篇21、22節” の続きを読む
多様な信仰——「職場と信仰」の収録ビデオ〜詩篇40:8
今日、とっても嬉しいことがありました。拙著「心が傷つきやすい人への福音」を、池袋のジュンク堂で買われた未信者の方が当教会を訪ねてきてくださいました。それはメールでアポをとって来てくださった方なのですが、この本に共感を覚えてくださったおかげで、拙著「職場と信仰」もさらに買ってお読みくださっていました。彼が言うには、「どの宗教も建前的なあるべき姿を説教しようとするけれども、先生の本には、赤裸々な悩みが正直に描かれていて共感を覚えた」とのことでした。 “多様な信仰——「職場と信仰」の収録ビデオ〜詩篇40:8” の続きを読む