一昨日(火曜、5月20日)、ジュディス・リッチ・ハリスの「子育ての大誤解ー重要なのは親じゃない」(2017年 早川書房 上下巻)という本をご紹介しました。
この本は出版当時から、「子育ての大切さを軽視するとんでもない本」という評価と、「これによって本当に気が楽になった」と、心からの感謝を訴える両極端に分かれる評価が生まれた言われております。 “詩篇49篇「人は……滅びうせる獣に等しい」〜「子育て神話」からの卒業” の続きを読む
詩篇48篇「聖徒の交わり」〜「子育て神話」からの卒業
最近、ジュディス・リッチ・ハリスの「子育ての大誤解ー重要なのは親じゃない」(2017年 早川書房 上下巻)という本を友人から紹介され、今までの子育てに関する教えの誤解を自分なりに正すことができて感動しています。
それは今まで「子育て神話」のようなものに違和感を覚えていたことが、明確に、その誤解の理由が明らかになったという意味です。 “詩篇48篇「聖徒の交わり」〜「子育て神話」からの卒業” の続きを読む
詩篇47篇〜ウクライナとロシアの停戦協議
ロシアのウクライナ侵攻から約三年が経って、今ようやくとウクライナとロシアの停戦協議が始まろうとしています。
今回は具体的な進展はないというのが一般的な見方ですが、双方の主張の隔たりが世界中にアピールされること自体に大きな意味があります。
停戦のためにはどこかで妥協する必要があるのは確かですが、それぞれの国の指導者は最高の決着を唱えて、自国民の戦意を高揚し続けていましたので、それは当面諦めざるを得ないということが、それぞれの国で納得できるための時間が必要だからです。 “詩篇47篇〜ウクライナとロシアの停戦協議” の続きを読む
詩篇46篇〜ハラリ「情報の人類史」
今、イスラエルの歴史学者、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の新刊「ネクサスー情報の人類史」を読んでいます。
そこで、「不可謬という幻想」などという章を中心として、「聖書を誤りのない神のことば」と信じるユダヤ・キリスト教の伝統に大きな疑問が投げかけられています。 “詩篇46篇〜ハラリ「情報の人類史」” の続きを読む
詩篇45〜ローマ教皇レオ14世の即位
カトリックのローマ教皇に1955年米国シカゴ生まれの方が選ばれたことが大きな話題になっています。僕より2歳若い人が教皇になりました。 “詩篇45〜ローマ教皇レオ14世の即位” の続きを読む
詩篇44篇〜ドイツでの半年かけての政権交代
ドイツでようやく新政権がようやく5月6日に発足しました。キリスト教民主社会同盟のメルツ氏が、社会民主党との連立政権を樹立できました。日本から見たら信じがたいほどのゆっくりとした動きです。 “詩篇44篇〜ドイツでの半年かけての政権交代” の続きを読む
詩篇43篇〜ストーカーの恐怖
最近、また恐ろしいストーカー殺人事件が話題になっております。残念ながらそこで、警察の対応のまずさが話題にされています。 “詩篇43篇〜ストーカーの恐怖” の続きを読む
詩篇42篇〜詩篇の祈りの意味
今日から五回にわたる金曜日の夜7時から9時に という上野の神学校で、旧約聖書の詩篇の講義をさせていただきます。
そこに参加する多くの方々は、日中に仕事をしながら、夜の時間に聖書を学び、それを教会での働きに生かしたいと思っておられる方々です。
毎回、10名から20名ぐらいの方々が教室に来られますが、海外からインターネットで参加される方々もかなり多くいらっしゃいます。 “詩篇42篇〜詩篇の祈りの意味” の続きを読む
詩篇41篇〜バンス副大統領の名著「ヒルビリー・エレジー」を読んで
この前の月曜日は久しぶりに自由な時間ができたので、古本屋で1980年にリリースされたユーミンのレコードを買って(何と600円で伝統的なLPが手に入る)、そのあと米国の副大統領のバンスさんが2016年に記したヒルビリー・エレジーをキンドルで読みました(ヒルビリーとは米国の東側の炭鉱地帯アパラチア山脈を中心とした地域に住む白人労働者階級を「田舎者」と軽蔑するように呼んだスラングで、エレジーとは 哀歌と訳すことができます。 “詩篇41篇〜バンス副大統領の名著「ヒルビリー・エレジー」を読んで” の続きを読む
詩篇40篇〜ウクライナの船越先生ご夫妻からの祈祷課題
久しぶりにウクライナの船越先生ご夫妻からの近況報告と祈祷課題です。本当に切実な祈りを必要としています。ただ同時に、そこに主のみわざが進んでいるのも確認できます。 “詩篇40篇〜ウクライナの船越先生ご夫妻からの祈祷課題” の続きを読む