2023年4月23日
マタイ27章15〜26節「バラバの釈放とイエスの十字架刑」
人の人生は、時の権力者の思い違いによって破滅に向かうような「空しい」ものです。そのことが「人 (アダム) は息に似て、その日々は過ぎ去る影のよう」(詩篇144:4私訳) と歌われます。 “マタイ27章15〜26節「バラバの釈放とイエスの十字架刑」” の続きを読む
イザヤ41章1節〜42章9節「たじろぐな。わたしがあなたの神だから」
私たちはみな、様々な「恐れ」に囚われて生きています。しかし私は長い間、自分の心の中にある漠然として「恐れ」を無視して生きてきました。傍から見ると、自分の道を次々と切り開いてきたようでも、実際は、「恐れ」の気持ちに駆り立てられながら、一生懸命に勉強をし、仕事もしてきました。 “イザヤ41章1節〜42章9節「たじろぐな。わたしがあなたの神だから」” の続きを読む
イザヤ46章3、4節、マルコ4章35–41節「あなたを背負う神」(広瀬志保先生)
2023年4月23日
広瀬志保先生
福音伝道教団
福音キリスト教会 西荻チャペル 協力牧師
マタイ27章1〜14節「建前の信仰ではなく、本音の信頼によって」
私たちの信仰はときに、「建前」のようなドグマに支配され、本音を言えなくなってしまうことがないでしょうか。かつての太平洋戦争を導いた東條英機首相は、「戦争が終わるということは……われわれが勝つということだ……天皇陛下は神であって、天皇陛下に帰一していれば、国体の輝くこの国は負けるわけがない。戦っていまだかつて負けたことのない国なのだから」と語っていたとのことです。 “マタイ27章1〜14節「建前の信仰ではなく、本音の信頼によって」” の続きを読む
イザヤ40章「主を待ち望む者は、新しく力を得る」
本日は私たちの主イエスの復活を祝う日、死の力を砕かれた新しい世界の誕生の日です。ヘンデル作曲のオラトリオ「メサイア」は、聖書のみことばだけを何の解説もなしに歌いながら「救い主」の意味を伝えています。 “イザヤ40章「主を待ち望む者は、新しく力を得る」” の続きを読む
イザヤ38、39章「バビロン捕囚への道を開いた王ヒゼキヤ」
ヒゼキヤ王は聖書で、「彼はイスラエルの神、主 (ヤハウェ) に信頼していた。彼の後にも前にも、ユダの王たちの中で、彼ほどの者はだれもいなかった」(Ⅱ列王18:5) と模範的な王のように描かれます。 “イザヤ38、39章「バビロン捕囚への道を開いた王ヒゼキヤ」” の続きを読む
イザヤ36、37章「大昔に、わたしがそれを計画し、今、それを果たした」
私たちはだれも明日のことは分かりませんが、永遠の計画は知らされています。それは平和(シャローム)に満ちた世界の完成です。主(ヤハウェ)はそのゴールを大昔に計画し、それを実現してくださいます。 “イザヤ36、37章「大昔に、わたしがそれを計画し、今、それを果たした」” の続きを読む
マタイ27章3〜5節「使徒イスカリオテ・ユダ」(寺村幸雄神学生)
2023年3月19日(音声のみ)
イザヤ34、35章「この方は来られる。そしてあなたがたを救われる」
「私たちは、キリストによって救われました」と福音的な信仰者は言いますが、その「救い」とは何を意味するのでしょうか?イザヤ書には驚くほど多面的な「救い」の表現があります。 “イザヤ34、35章「この方は来られる。そしてあなたがたを救われる」” の続きを読む