ルカ1章26〜56節、2章1〜20節「貧しい処女から生まれた救い主」

2020年12月20日

現在の日本の株式市場は30年ぶりの活況を呈しており、新型コロナ蔓延によって記録的な収益をあげる企業が登場しています。一方、多くの飲食業等のサービス産業が倒産の憂き目にあっており、自殺者が急増しています。 “ルカ1章26〜56節、2章1〜20節「貧しい処女から生まれた救い主」” の続きを読む

ルカ1章1〜25、57〜80節「救い主到来の道備え」

2020年12月13日

私たちはイエスを救い主と告白することで「救われる」と教えられますが、その「救い」とは、目の前の様々な課題の解決となかなか結び付けては理解できないことかも知れません。 “ルカ1章1〜25、57〜80節「救い主到来の道備え」” の続きを読む

ヨブ記1章「主 (ヤハウェ) は与え、主 (ヤハウェ) は取られる」

2020年12月6日

この世界の出来事に、「原因があって、結果がある」という因果律を見ることは、物事を成し遂げるために大切な真理です。ただ、開拓農民の倅として育った私は、「怠けていると、冬に凍え死ぬ」という恐怖が心の底に焼き付きすぎて、ゆっくりと日常生活の中に楽しみを見出すことが疎かになったのかもしれません。それどころか、心の底のどこかに、頑張ることができない人への冷たさがあることに気づかされることがあります。 “ヨブ記1章「主 (ヤハウェ) は与え、主 (ヤハウェ) は取られる」” の続きを読む

創世記42章~50章「神はそれを良いことのための計らいとされた」

2020年11月29日

「あのことのせいで……」という「恨み」「後悔」「怒り」などに囚われている時、ふと、より大きな神の物語の中に「自分の居場所」を見出せるなら、「赦し」と「和解」がずっと楽になるのではないでしょうか? “創世記42章~50章「神はそれを良いことのための計らいとされた」” の続きを読む

マタイ13章44-58節「人の思いを超えた天の御国」

2020年11月22日

新型コロナ感染が再び急速に広がっていますが、その中で、感染対策か、経済か、文化かなどという選択を迫るような発想が既に問題の本質を見失っているのかもしれません。コロナで死ぬ人のことも、将来に絶望して死ぬ人のことも、同じように気に掛ける必要があります。しかも、数年後には感染が収束し、そのような優先順位の選択に悩んでいたこと自体が嘘のように思える状況になることだけは、歴史の教訓として断言することができます。 “マタイ13章44-58節「人の思いを超えた天の御国」” の続きを読む

創世記35章16節~42章9節「夢を見させ実現してくださる神」

2020年11月15日

1990年以降のバブル経済崩壊、1995年のオウム真理教事件、2011年の原発事故は、多くの日本人から信仰的な面での「」を奪い取りましたが、今もその後遺症に支配されている人が多いのかもしれません。たしかに、高度成長時代の多くの人々の「」は、持ち家やマイカーという「空しいもの」だったかもしれませんが、どんな夢であっても、夢を持っているということ自体が人々に生きる力を与えていたと言えるかもしれません。 “創世記35章16節~42章9節「夢を見させ実現してくださる神」” の続きを読む

マタイ13章24〜43節「毒麦へのさばきと私たちが受ける栄光」 

2020年11月8日

今回のアメリカの大統領選挙では、二極対立が先鋭化し、互いを徹底的に罵りあっていますが、日本アニメとして世界中で話題になっている「鬼滅の刃」では、主人公の炭治郎は、鬼の勢力を徹底的に憎む鬼殺隊士となりますが、同時に、肉体的に鬼にされた妹の禰豆子を、仲間の攻撃から必死に守り通そうとします。 “マタイ13章24〜43節「毒麦へのさばきと私たちが受ける栄光」 ” の続きを読む

創世記31章~35章「押しのける人から祈りの人へ」

2020年11月1日

人は、常に何かを失うことを恐れながら生きています。今も、多くの方々が新型コロナウィルスの蔓延の中で、ご家族や自分たちの仕事や健康が失われることを恐れています。しかし、自分たちの弱さを覚えさせられる中でこそ、神の御手にある安心を体験できるともいえます。 “創世記31章~35章「押しのける人から祈りの人へ」” の続きを読む

創世記27章1節〜30章43節「主の祝福がもたらす豊かさ」

2020年10月18日

多くの人々は、富や名声に惹かれて依存症の罠にはまります。確かに富も力も人間関係も極めて大切ですが、それらすべてをもたらす方がどなたなのかを忘れてはいないでしょうか? “創世記27章1節〜30章43節「主の祝福がもたらす豊かさ」” の続きを読む