イエスは四十日間の断食の後、石をパンに変えるようにという悪魔の誘惑に対し、「人はパンだけで生きるのではない」(マタイ4:4) と言われましたが、これほど誤解されているみことばもありません。 “マタイ14章13〜21節「主は羊飼いのようにその群れを飼う」” の続きを読む
ヨブ記4〜7章「抽象的な正論を言われることの切なさ」
ある人が最愛の人を失った時に、友人のクリスチャンから「神がすべてのことを働かせて益にしてくださる」(ローマ8:28、新改訳第三版) と言われ、無性に腹が立って、そのみことばが大嫌いになったという話を聞いたことがあります。 “ヨブ記4〜7章「抽象的な正論を言われることの切なさ」” の続きを読む
ヘブル人への手紙2章5-18節「死の力を滅ぼした方に従う幸い」
先週から毎日のようにコロナ感染者数の急増が報じられ、人々の恐怖心が煽られ、その挙句、菅総理と小池都知事のどちらが悪いのか……という議論が巷を行き交っています。米国では前代未聞の議事堂占拠騒ぎが起きました。このような激しい憎悪の背後にも「恐怖」があります。 “ヘブル人への手紙2章5-18節「死の力を滅ぼした方に従う幸い」” の続きを読む
イザヤ書66章1〜2節「神のことばにおののく」(木下奈津子神学生)
2021年1月10日(音声のみ)
マタイ14章1〜12節「バプテスマのヨハネの非業の死と愚かな権力者」
韓国ドラマで、朝鮮王朝内での権力闘争や怨念の連鎖を見るときに、「王族に生まれるのも大変だな……」と思わされます。しかし、そのような世界は、神の民であったはずのユダヤ人の歴史に中にも見られました。 “マタイ14章1〜12節「バプテスマのヨハネの非業の死と愚かな権力者」” の続きを読む
イザヤ43章10〜21節「見よ、新しいことを わたしは行う」
昨年の元旦は In to the unknown(未知の旅に踏み出そう)という「アナと雪の女王」Ⅱの主題歌からメッセージを始めました。すると「新型コロナウィルス」の世界的な蔓延という未知の領域に足を踏み出してしまいました。昨年流行した「鬼滅の刃」のテーマの「全集中の呼吸」で私たちの感覚を研ぎ澄まし、見えないウィルスを回避する戦いを続けなければなりません。 “イザヤ43章10〜21節「見よ、新しいことを わたしは行う」” の続きを読む
ヨブ記2、3章「死を待ち望む絶望感に寄り沿う」
横田早紀江さんは、ある日突然、愛娘のめぐみさんを北朝鮮の工作員によって拉致されて、20年間もその原因が分からずにいました。そのよう中で、友人から聖書を送られ、ヨブ記を読むようにと勧められました。そこで彼女は、自分以上の苦しみに会った人のことが、神に特別に愛されていた人であることが分かって、不思議な気持ちになりました。 “ヨブ記2、3章「死を待ち望む絶望感に寄り沿う」” の続きを読む
ローマ人への手紙8章1-3節、22-28節「御霊のうめきから生まれる新しい創造」
2020年12月24日 クリスマス・イブ音楽礼拝
今、読まれたイエスの御降誕の記事には、「飼葉桶」ということばが3回登場します。第一はマリア自身がイエスを「布にくるんで飼葉桶に寝かせた、宿屋には彼らのいる場所がなかったからである」と記されます。イエスはまさに居場所のない人の仲間となられたということを意味します。 “ローマ人への手紙8章1-3節、22-28節「御霊のうめきから生まれる新しい創造」” の続きを読む
ルカ1章26〜56節、2章1〜20節「貧しい処女から生まれた救い主」
現在の日本の株式市場は30年ぶりの活況を呈しており、新型コロナ蔓延によって記録的な収益をあげる企業が登場しています。一方、多くの飲食業等のサービス産業が倒産の憂き目にあっており、自殺者が急増しています。 “ルカ1章26〜56節、2章1〜20節「貧しい処女から生まれた救い主」” の続きを読む
ルカ1章1〜25、57〜80節「救い主到来の道備え」
私たちはイエスを救い主と告白することで「救われる」と教えられますが、その「救い」とは、目の前の様々な課題の解決となかなか結び付けては理解できないことかも知れません。 “ルカ1章1〜25、57〜80節「救い主到来の道備え」” の続きを読む