エリザベス女王のクリスマスメッセージ〜詩篇139篇

御冠(みかむり)をなれは捨てて 世に下りまししに

ただの一部屋(ひとま)さえも空けて

迎える(むこうる)家なし

君よ この心に 来たり住みたまえ

という英国のクリスマスキャロルがあります。以下で本田路津子さんの美しい賛美を聞くことができます。 “エリザベス女王のクリスマスメッセージ〜詩篇139篇” の続きを読む

「きよしこの夜」〜詩篇4、63篇

お一人おひとりにクリスマスの祝福をお祈り申しております。

この時期は、孤独であることが身に染みると言われますが、本来、クリスマスは神の御子が居場所のない者の仲間となってくださったことを覚える時期です。 “「きよしこの夜」〜詩篇4、63篇” の続きを読む

讃美歌「飼い葉桶の傍らに」〜詩篇18篇

「主は天を押し曲げて降りてこられた」(詩篇18:9)

世界的な感染爆発(パンデミック)の中でのクリスマスなど、誰が想像できたでしょう。

しかし、このようなときこそ、ドイツの最高の讃美歌作者パウル・ゲルハルトによるクリスマスの讃美歌が心にしみてきます。この讃美歌は、ドイツの人口が地方によっては半減したと言われる三十年戦争の悲惨の直後の1653年に記されたものです。 “讃美歌「飼い葉桶の傍らに」〜詩篇18篇” の続きを読む

マリアによる賛歌〜マニフィカート

新型コロナ蔓延で多くの方々が経済的な困窮に陥れられ、今年の10月の日本での女性の自殺者数は前年同月比82.6%増の851人となりました。つい先月も、米国のCBS NEWSで、「10月、自殺によってコロナの10か月間よりも多くの日本の命が奪われる」と衝撃的な見出しが躍りました。 “マリアによる賛歌〜マニフィカート” の続きを読む

メルケル首相のお話し〜詩篇8篇「人とは何者なのでしょう」

現在、日本では、感染対策を巡って、移動の制限か、経済対策のGoToキャンペーンの推進かというような意見の対立が生まれています。しかし、今日になって、約2週間前のメルケル首相のお話しを聞いて、感動しました。ドイツでは今、一日に600人の方が亡くなる緊急事態です(日本は41人)。 “メルケル首相のお話し〜詩篇8篇「人とは何者なのでしょう」” の続きを読む

ジョン・レノン暗殺の日〜詩篇43篇

12月8日は太平洋戦争開戦の日であるとともに、ビートルズのリーダーだったジョン・レノンが暗殺された日です。とくに今年は、その40周年の悲しみの日です。同時に、今年はジョン・レノン生誕80数年の年でもあります。 “ジョン・レノン暗殺の日〜詩篇43篇” の続きを読む

社会の構造変化〜詩篇42篇

新型コロナウィルス感染者の急増傾向が見られます。一人が何人に感染させるかの指標である実効再生産率を見ると、不思議にも11月30日まで18日間低下し続けていたグラフが今週は上昇傾向に転じました。それはPCR検査数の増加に比例しての感染者数の増加していた傾向が、検査数が減っているにも関わらず増えてきたためで、短期的には、感染数がなお急増するしるしと見られます。これからの1週間、感染者数がなお上昇し、医療現場が大変な状況になることと思われます。医療従事者のため、また重症化しやすい方々のためにともにお祈りをしてゆきましょう。 “社会の構造変化〜詩篇42篇” の続きを読む

中村哲さん召天1周年記念〜詩篇18篇

明日12月4日は中村哲さんがアフガニスタンで長らく苦境に立つ現地の人々にお仕えしながら凶弾に倒れて1周年になります。今朝、日本経済新聞のコラムに、彼のことを「義理と人情のクリスチャン」と表現していることに、何か目が開かれた思いがします。 “中村哲さん召天1周年記念〜詩篇18篇” の続きを読む

最近の状況を示すグラフ〜詩篇29篇「主 (ヤハウェ) の声を響かす」

連日、新型コロナ感染者数の数字ばかりが報道され、気が滅入ってしまいますね。今までもご紹介しておりますが、以下のグラフで今年の初めからの推移を見ることができます。興味深いのは一人の人が何人に感染させるかという実効再生産者数を見る限り、緊急事態宣言を出すような状況にはないことが明らかです “最近の状況を示すグラフ〜詩篇29篇「主 (ヤハウェ) の声を響かす」” の続きを読む

コロナ〜詩篇24篇

新型コロナウィルスの感染が急拡大しつつあります。特に米国の状況が深刻で、一日の感染者数が最近は18万人を超え、累計の死者数も25万人を超えてしまいました。ヨーロッパでも感染拡大が止まりません。それに比べると、日本の感染者数は急増したと言っても一日に2,500人、死者数の累計も1,968人に留まっています。米国の人口は日本の約三倍ですが感染死者数は125倍になっています。日本国民が協力して感染拡大を抑えている証しと言えますが、気を緩めると欧米と同じようなことになりますので、引き続き互いの注意喚起が必要です。 “コロナ〜詩篇24篇” の続きを読む