私たちの友人の働き〜詩篇10篇16、17節

主(ヤハウェ)は世々にわたって 永遠の王
国々は主の地から滅び失せました
主(ヤハウェ)よ あなたは貧しい者たちの願いを
聞いてくださいます
あなたは彼らの心を強くし
耳を傾けてくださいます。
みなしごと虐げられた者を
かばってくださいます
地から生まれた人間が もはや
彼らをおびえさせることがないように
詩篇10:16-18節

私たちの身近な友人のSO兄とその仲間が、毎週末ごとに代々木公園です ばらしい働きをしておられ、それがCGNTVで放映されました。ぜひご覧いただきたく紹介申し上げます。

O兄とは30数年前 東京武蔵野福音自由教会でともに、主にお仕えしておりました。この世的には、いわゆる高級官僚と言われる立場の人ですが、最近は、貧しい方々の支援に関わることで、イエス様と共に生きる喜びを心の底から実感しておられます。

彼のご長男は私たちの教会の「親と子のふれあい教室」の修了生で、今は、米国の福音自由の神学校で学んでおられます。

O兄は当教会の創立30周年記念感謝会にも来てくださいました。彼はホームレスの状態からイエス様を信じるようになられた方の聖書の学びも導いておられ、先日も、拙著「心を生かす祈り」を用いて、その方と小生を結び付けてくれました。

私たちの心は、自分の生活に目が向かえば向かうほど、不安にとらわれます。しかし、この世で傷んでいる方、助けを必要とされる方に、私たちの目が向けられると、そこにかえって生かされている喜びを味わうことができます。

上記のみことばにあるように、全世界の創造主は、この世の貧しい人々に目を留めておられ、また「彼らの心を強くし、耳を傾けてくださいます」。私たちがそのような主の働きの一部として用いられることを通してこそ、イエス様との交わりを身近に体験することができます。

自分の立場や生活を守ることに汲々となればなるほど、かえって神の愛が見えなくなるという逆説があります。

私たち一人一人に、何か、できることがあります。それは一人一人の人生の文脈で違います。心が外に向けられるきっかっけとして、このような働きに関心を持っていただければ幸いです。

ちなみに、僕の場合は、なかなかこのような働きを実際に行うことが不得手です。でも彼を含め、何人もの友人がこのような働きをしておられ、それを応援できることで、少し、心が癒されます。

以下は ココロケアの紹介です。

ココロケアは東京・代々木公園界隈で、ホームレス・生活困窮者の方々と人格的な交わりを通し、伝道・弟子化に加え、物質的なニーズにも対応する超教派のクリスチャン信徒のネットワークです。通常は、毎週土曜日、月曜日に「通路チャペル」、木曜日に聖書研究会をしています。新型コロナウイルス禍においては、感染リスクを下げるために段階的に活動を制限し、緊急事態宣言下では、月曜日の通路チャペルのみを行い、内容も食料が入った袋に聖書のメッセージを書いたトラクトを入れて配るだけの活動となりました。

他方で、現下の状況により仕事を失った方、ネットカフェなど寝泊まりする所がなくなった方など、苦しんでおられる方々は増えており、また、炊き出しをする団体が減ったこともあって、私たちの所に来られる方はいつもの倍になりました。また、経済が落ち込んでいることもあり、私たちに食料を供給してくれていたフードバンクなどの団体にも影響が出、私たち自身で食料などを購入することも増えました。

以下のユーチューブをご覧ください。7分ぐらいのビデオです

以下はこの働きの支援をしたい方のために です。フェイスブックをやっておられない方には、振替口座をご紹介できます。