Ⅰ列王記9章〜11章「私たちの憧れが実現する中にある罠」

2018年6月10日(音声なし)

ある神社に掲げられていた多くの絵馬の一つに、7歳の子が「お金持ちになれますように」と祈願しているものがありました。そのダイレクトな表現を見て、とっても心が痛みました。貧しくて、とっても苦しんでいる子なのかもしれないし、お金の意味を理解していない子なのかもしれません。 “Ⅰ列王記9章〜11章「私たちの憧れが実現する中にある罠」” の続きを読む

エペソ5章21〜33節「新しい創造としての夫婦関係」

2018年6月3日

以前、結婚前カウンセリングで、「うまくゆかなかったら離婚もあり得るなどと決して考えてはいけない」と申し上げたところ、反対に、「そのような言い方が、かえって結婚関係を壊すことにもなり得る」と言われてしまいました。その方は米国人の精神科医で、「離婚は罪だ!」という呪縛の中で多くの夫婦が苦しんでいるのを目の当たりに見てきたからです。

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Ⅰ列王記7章〜8章「救い主を指し示すソロモンの神殿」

2018年5月27日

イエスの時代の人々は外面的には壮麗な神殿を見ながらその神殿が主(ヤハウェ)の栄光に満たされることを待ち望んでいました。それをユダヤ人はシェキナー(Shekinah)と呼びました。それはモーセが建てた幕屋にもソロモンが建てた神殿にも現わされたものです。

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エペソ5章3〜20節「新しい創造の喜びを生きる」

2018年5月20日 ペンテコステ

先日、イスラエル建国七十周年記念ツアーの一環で、ユダヤ人クリスチャンとともにアウシュビッツ強制収容所を訪れた方が、戦争末期にユダヤ人たちをドイツ中心部の収容所へと強制移住させた悪名高い「死の行進」の道をたどった体験を語ってくださいました。日本人の感覚からしたら、死者の犠牲を思いながら沈痛な雰囲気で行進すると思いますが、ユダヤ人は高らかに歌い踊っていたとのことです。 “エペソ5章3〜20節「新しい創造の喜びを生きる」” の続きを読む

Ⅰ列王記4章〜6章「神の御住まいが建てられるために」

2018年5月13日

ソロモンは栄光に満ちた神の神殿を建てることができました。しかし、それは主がダビデに、「あなたの身から出る世継ぎの子……はわたしの名のためにひとつの家を建てる」(Ⅱサムエル7:13)と言われたことの成就でした。 “Ⅰ列王記4章〜6章「神の御住まいが建てられるために」” の続きを読む

エペソ4章17節〜5章2節「聖霊を悲しませてはいけません」

2017年4月29日

アルコールやギャンブルなど、様々な依存症を患っている方に、ありとあらゆる警告や脅しをかけることによって、その人の行動を改めさせようとすることがありますが、それが効果を発揮することは、まずあり得ません。かえって、その人の自己嫌悪感を増幅させ、酩酊状態やギャンブルの勝利で得られる全能感を求めさせるようになることでしょう。

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Ⅰ列王記1章〜3章「主(ヤハウェ)のしもべとして生きる王」

2018年4月22日

昔から、「人生の最後に、もっとたくさん仕事がしたかったと思う人は誰もいない」と言われますが、「人々が愛を与え、また愛を受け取るのを助けるために、職場や製品に、もっと自分の時間、熱意、スキルを使いたかった」という人はいるのではないでしょうか。

ニューヨーク中心部にあるリディーマー教会のティモシー・ケラー牧師は、「無関心は、『それは、自分にとってどんな得があるのか』という費用対効果分析だけを基本に人生を生きることです……無関心とは、最も目立たない種類の偶像礼拝なのです。

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エペソ4章1〜16節「あらゆる点において……成長する、とは?」

2018年4月15日

信仰に導かれたばかりの頃、人々から尊敬されることが最高の伝道になると思っていました。しかし、より高いレベルの信仰に達したいと願えば願うほど、周りの信仰者や牧師たちを非難したくなってしまいました。

残念ながら、人は自分の成長を測りだしたとたん、争いを作り、人の評価が気になりだします。 “エペソ4章1〜16節「あらゆる点において……成長する、とは?」” の続きを読む

Ⅱサムエル21章〜24章「天の王に従う地の王として生きる」

2018年4月8日

1961年のことですが、17歳の女の子が自殺企図のため閉鎖病棟に閉じ込められ、壁や床に自分の頭を打ち付けていました。それから6年後のある夜、ある教会堂の十字架の前でお祈りしているとき、不思議に目の前の十字架が輝き出し、神の愛が自分に迫って来る体験をしました。その直後に、自分の口からふと、「I love myself・・」という言葉が出てきました。自分自身を愛するという思いは、初めての体験でした。

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エペソ3章14〜21節「御父の愛が内なる人を再生させる」

2018年4月1日

母にとってこの私のうちには不思議な力が働いているように見えるようです。聖書はほとんど読みませんが、「お前のうちに働く神の力は分かる」と言ってくれます。ただしそれはこの私を社会的な成功者と見ているという意味では決してありません。 “エペソ3章14〜21節「御父の愛が内なる人を再生させる」” の続きを読む