ウクライナ船越先生からの祈祷課題

お祈りに感謝します。
昨日、ファンタナ病院の院長・副院長に会い、この病院での負傷兵慰問活動について話し合い、活動を開始できる合意に達することができました。来週の月曜日から活動が始まっていきます。ぜひ、祝福をお祈りください。
(月曜日の夕方はファンタナ病院、火曜日と木曜日の夕方はアレクサンドラフカ病院での活動、ということになります。)

今週の土曜日(13日)は勇貴・サーシャの結婚式です。
14日(日)には「コンサート礼拝」を行います。
(戦没者家族も招待しています。)この礼拝が豊かに祝福されるように、お祈りいただければ感謝です。
いつもウクライナのために、私たちのためにお祈りくださり、心から感謝しています。


 「ロシア前大統領のメドベージェフ安全保障会議副議長は11日、ウクライナが米国とその同盟国から供与された兵器でロシア国内のミサイル発射基地を攻撃すれば、ロシアは核兵器で反撃する可能性があると警告した。」というニュースが流れていますが、それに対する船越先生の反応です


 ソ連崩壊後、1991年に独立したウクライナも核大国でした。しかし、核拡散防止のため、ロシアを含めた三国(ロシア、アメリカ、イギリス)がその安全を保障するという約束をもとに1994年、ウクライナは核兵器をすべて放棄(ロシアに譲渡)しました。
 そうして非核国となったウクライナに2022年2月ロシアが一方的に侵攻を開始、防衛戦をするウクライナに対して「これ以上すると核兵器で攻撃するぞ」と核による脅しをかけることが許されても良いはずがありません。
 核保有国がそのような無責任な脅しをかけることが常態化すれば、核兵器保有の意味そのものが大きく変わってしまいます。
 また、「それなら、核を持たなければ生き残れない」と思って核開発を急ぐ国が増えることを助長します。


アレクサンドロフカ病院訪問の際の写真 2023年1月11日