米国アズベリー神学校でのリバイバル〜Ⅰコリント14章24–33節

今(2023年2月14日)、米国のケンタッキー州にあるアズベリー神学校という世界中によく知られている福音的な神学校のチャペルで、世界的に注目される聖霊様の働きが起きています。先週水曜日2月8日の定例の学内礼拝が行われていたところ、その終了の時間になっても礼拝賛美や悔い改めの祈りが続きました。そして今、それが昼夜問わず、120時間ノンストップの礼拝として続いています。そのようすはFacebook等のSNSで世界中に拡散されています。

以下の米国のCBNというニュースで詳しく報道されています。そこでの大学4年生が、そこで起きていることを、ごく自然体で語っています。

だれが計画したというわけでもなく、賛美が続き、その間に、聖書が朗読され、次から次と証し者が立ち、悔い改めの祈りの導きがあります。彼女も人間関係での苦い思いの中に、神の平安と赦しを体験したと日常的なことを証ししています。

床に跪いて悔い改めの祈りする人、互いの罪の告白を聞いて祈り合う人々、互いの癒しのために祈る人、世界の癒しのために祈る人、まさに聖霊様の働きがそこに起きています。

そのようなリバイバル(信仰復興運動)は50年前にも起きましたが、今は、それが SNS で世界的に伝わります。今や、全米各地から、この聖霊様のみわざを体験したいと人々が集められてきています。

パウロが書いたコリント人への手紙14章24節以降には、その聖霊のみわざが次のように記されています

皆が預言をするなら、信じてない人や初信の人が入ってきたとき、その人は皆に誤りを指摘され……心の秘密があらわにされます。こうして、「神が確かにあなたがたの中におられる」と言い、ひれふして神を拝むでしょう……
あなたがたが集まるときには、それぞれが賛美をしたり、教えたり、啓示を告げたり、異言を話したり、解き明かしたりすることができます。そのすべてを、成長に役立てるようにしなさい……
席に着いている別の人に啓示が与えられたら、先に語っている人は黙りなさい。だれでも学び、だれでも励ましが受けられるように、だれでも一人ずつ預言することができるのです。預言する者たちの霊は預言する者たちに従います。神は混乱の神ではなく、平和の神なのです。
Ⅰコリント14章24–33節

このアズベリー神学校では、まさにこれが起きているのでしょう。事前の何の計画もなしに、そこで聖霊のみわざによって、ある一人の人が話し出す……しかし、次に、証し者が出ると、その人はすぐに沈黙して、聖霊に導かれた次の人にゆずる……何の計画もないのですが、不思議に次から次と、主への賛美が生まれ、聖書のことばが語られ、また悔い改めのへの訴えが語れ、悔い改めが起きる……そのようなことが120時間続き、それが今 SNS で世界中に伝わっています。

聖霊のみわざは、私たちがごくごく日常的なことを祈り、また友人の癒しのために真剣に祈り、また、互いの徳を高めるために、このようなことをしたい……これがみんなの助けになるに違いない……ということから始まります。それは当然、ウクライナのために、またトルコのために今の自分にできることへの示しが生まれたりという形で現れます。

すべて英語ですみませんが、そこでの様子が分かる数々の )をご覧いただけます。ぜひご覧ください。聖霊のみわざは、神ご自身の中から生まれることで、私たちが計画できることではありませんが、それが現れたとき、それはごく自然に、私たちに日常生活を変える方向で、また世界の問題の解決に建徳的な働きを促す形で現わされます。「神は混乱の神ではなく、平和の神なのです」と記される通りです。