エゼキエル40章~47章12節「神殿から生ける水の川が流れ出る」

2023年8月27日 

旧約の預言が二千年前のイエスの登場によってどれだけ実現し、何が将来に残されているかという見分けが、聖書解釈に大きな違いをもたらします。 “エゼキエル40章~47章12節「神殿から生ける水の川が流れ出る」” の続きを読む

ダニエル9章1〜3、20〜27節「イスラエルの救いのための七十週?」

2023年8月13日 

宗教改革者マルティン・ルターはかけがえのない教師ですが、一つ大変残念なことがあります。彼は改革運動の初めはユダヤ人に対して同情的で、「イエスは生まれつきのユダヤ人であった」という文書では、カトリックはユダヤ人を犬のように扱い、福音を語って来なかったから彼らは回心できなかったと言いました。 “ダニエル9章1〜3、20〜27節「イスラエルの救いのための七十週?」” の続きを読む

イザヤ48章12節~49章13節「あなたの平安は川のようになったであろうに」

2023年8月6日 

私たちの人生にはストレスの種が満ちています。しかし、たとえばナチスの強制収容所という想像を絶するストレスを体験したユダヤ人女性の29%が、更年期になっても何の情緒的な障害にも陥らず健康を保ち続けたという統計があります(普通の女性では51%が更年期でも健康を保つ)。つまり、激しいストレスが病気を生み出さない確率も極めて高いというのです。 “イザヤ48章12節~49章13節「あなたの平安は川のようになったであろうに」” の続きを読む

マタイ28章16〜20節「イエスの生き方に倣うように導く共同体として」

2023年7月30日 

私たちはみな小さい頃から、「この地で成功する」ようにと様々な訓練を受けています。そして、キリスト教会でも「弟子訓練」の大切さが説かれてきました。イエスご自身十二人の弟子を特に選んで身近において訓練しました。 “マタイ28章16〜20節「イエスの生き方に倣うように導く共同体として」” の続きを読む

イザヤ47章1節~48章11節「破滅への道と祝福への道」

2023年7月23日 

今日の箇所には、「楽しみにふけり、安心して住み、心の中で『私だけは特別だ……』と言う者」の破滅が宣告されています。自分の人生の土台が、神の御心しだいで一瞬のうちに崩れ得るということを知ることは、何よりも大切な知恵ではないでしょうか。 “イザヤ47章1節~48章11節「破滅への道と祝福への道」” の続きを読む

マタイ28章1〜15節「イエスの復活の証人は?」

2023年7月16日 

イエスの復活の記事は、各福音書によって描き方が異なり、明らかな矛盾も見られます。そのために私は以前、聖書を誤りのない神のことばであると信じられなくなったことがあります。しかし、誰に目にも矛盾と見える記述がそのまま残されているということ自体が、聖書が弟子の集団の中で編集されたものではなく、目撃者の記録をそのまま残そうとしたことの証拠とも言えましょう。 “マタイ28章1〜15節「イエスの復活の証人は?」” の続きを読む

イザヤ45章15節〜46章13節 「生まれる前から運ばれている私」

2023年7月9日 

私たちの教会では、イエスを救い主と告白したときのことを「救いの証し」として分かち合います。その中で、つい、昔の自分や生まれ育った家庭環境を悪く描く傾向があるかもしれません。私も、自分の幼児期を過度に暗く描いた時期があります。 “イザヤ45章15節〜46章13節 「生まれる前から運ばれている私」” の続きを読む

マタイ27章55〜66節「イエスの復活の舞台を備えた人々」

2023年7月2日 

一般的なキリスト教の教えでは、イエスの十字架の死の後に、弟子たちの間に復活信仰が芽生えたという説明がなされます。それこそが科学的な表現だとさえ言われます。確かに、イエスの身体の復活は万人が認められることではありませんから、それは客観的な表現のようにも思えます。 “マタイ27章55〜66節「イエスの復活の舞台を備えた人々」” の続きを読む