ウクライナ船越先生の近況報告

11月27日(月)のメール

 今、私たちはヘルソン(オレグ牧師)に支援物資を届けに来ています。(絶えず遠方から雷鳴のように砲撃音が響いています。)

 ウクライナ軍はドニプロ川を越えて少しずつ前進しているようで、ロシア軍は後方に下がってきているようです。
そのため、かつてのように対岸から迫撃砲が多数ヘルソンの街に打ち込まれることはなくなりましたが、榴弾砲やその他のミサイルでの攻撃は続いており、それは前よりも激しくなっているとのことです。
そんな危険な中でオレグ牧師が牧会している教会には現在日曜礼拝に500名以上の人々が集まっています。

11月30日(木)のメール

 ヘルソンから無事にオデッサに帰ってきました。お祈りに感謝します。食料支援(500パック)とその他の支援をお届けしました。オレグ牧師ご家族と教会の方々の励ましとなることができ、本当に感謝でした。みなさまの尊いお祈りとご支援に心より感謝しています。
夕方はアレクサンドラフカ病院に行きました。いつものように8号病棟(アルチョムと勇貴)と16号病棟(アントン、ターニャ、ローラ、美貴、真人)に別れての訪問で、家内と私が訪問している16号病棟では、今日は集まった人数は少なかったのですが、出席者からの質問に答える形で、とても突っ込んだ福音の話をすることができました(「罪とは何ですか」というのがきっかけの質問でした)。
続けてこの働きの祝福のためにお祈りください。

 今度の日曜日から数回にわたり「正教会と私たちの信仰」というテーマでメッセージを語ります。
こちらの人々にとって正教会というテーマはかなりデリケートな問題を含んだテーマでもあり、しかもそのテーマについて外国人の私が語ることにはある種の緊張を覚えますが、このメッセージを通して普遍的な福音の真理がはっきりと伝わることを心から願っています。
お祈りいただけると感謝です。