あなたのみことばは 私の足のともしび 私の道の光です〜詩篇119篇105節

小生はこの五か月間 福音的な教会で愛用されてきた「みことばの光」というディボーション誌の記事をまとめることに本当に苦労して来ました。

ヨシュア記全体の通読のガイドで、今年5月からの37日分でした。ようやく仕上げることができた感動を味わっています。

以前のメッセージ原稿があるので、それほど苦労はしないと思って引き受けたのですが、「みことばの光」というディボーション誌の特徴は、カタカナの地名ばかりが羅列されている箇所も、一字一句丁寧に読み進めるということにあります。

しかも、今回の苦労は、途中でパソコンを買い替えたことに伴い、使ったUSBメモリーが破損したばかりか、新しく買ったばかりのパソコンが今年になってシャットダウンを起こすという悲劇を二回も繰り返したことにもありました。

おかげで、イスラエルの地名を一つ一つ、丁寧に勉強し直すことができました。その際、イスラエルから買ってきていただいた立体型の聖書地図が本当に参考になりました。

乳と蜜が流れる約束の地は、ほんとうに魅力的な土地です。今まで、大枠でしかとらえていなかった地を、上記のような難しい課題に向き合いながら、丁寧に見直すことができました。

このディボーション誌のテーマ聖句は、「あなたのみことばは 私の足のともしび 私の道の光です」という詩篇119篇105節のみことばにあります。

聖書のことばは、まさに一字一句が霊感されて記録された無駄のないものです。イスラエルの民は、これを丁寧に一字一句読み飛ばすことなく朗読し続けてきました。難しいカタカナの地名ばかりが続く箇所も、丁寧に発音され、読み上げられてきました。

そのような歴史に向かいながら、一字一句を味わってゆくことができたのは大きな恵みでした。そこから湧き上がる神のめぐみの救いのみわざの物語があります。

毎日、聖書のことばを丁寧に読み、そこから神のみこころを知ることができるのは本当に本当に、かけがえのない主のあわれみであり、私たちの特権です。今も、それができない国が本当に多くあります。

その恵みを一人でも多くの人が味わっていただければ幸いです。その尊い働きの一端に加えていただけたことは大きな恵みでした。