地境に平和〜イマジンとオリンピック開会式

私たち夫婦は、皆様のご理解とお祈りに支えられて、一週間の充実した休暇を過ごすことができました。

休暇中に様々な体験をしました。それを通して、人間がこの地の平和を求めながら、争ってしまう現実に直面しました。それぞれの地域、それぞれの集団が思い描く平和のイメージがあります。そして、それぞれが必死に、その平和を求める結果として、争いが生まれます。

戦争や抑圧の背後には、それぞれの人々が思い描く「平和への憧れ」があるというのが現実なのかと思います。

今回のオリンピックに関しても、様々な意見がありますが、みな真剣に、感染の危険を減らすことができる真の平和を求めるからこそ生まれる意見なのだと思います。

先週金曜日のオリンピック開会式では、驚くほど多くのドローンを飛ばしながら、国境のない地球を描いていました。広島の平和公園にもある地球のイメージです。これに世界中の人々が感動したようです。

詩篇147篇14節には以下のように記されています

主は あなたの地境に平和(シャローム)を置き
最良の小麦であなたを満たされる

それこそが私たちがこの地で憧れる現実的な平和なのかと思わされます。

今回の開会式で、国籍を超えたハーモニーが奏でられたのが、ジョン・レノンとオノ・ヨーコ共作による「イマジン」という曲です。今回は、オノ・ヨーコが共作者として紹介されているのが嬉しかったです。

今回のビデオが見られなかったのでオリジナルバージョンを以下に紹介します

以前、このイマジンと聖書が描く「新しい天と新しい地」に関して を作りました。今回、これをどなたにでも見ていただけるようにしました。約10分余りのショートメッセージです。

一見、キリスト教に批判的な歌のようでありながら、実は、聖書が描く平和(シャローム)が美しく歌われています。そこには失われたエデンの園への憧れがあります。

ぜひ、ご覧いただければ幸いです。