今日は、「みどりの日」ですが、何の解説もなく、以下の詩篇65篇9–13節を味わっていただければ幸いです。
あなたは地を訪れ 水を注ぎ
これを大いに豊かにされます
神の川は水で満ちています
あなたは こうして地を整え
人々の穀物を備えてくださいます。
地のあぜ溝を水で満たし
その畝(うね)をならし
夕立で地を柔らかにし
その成長を祝福されます
あなたはその年に 御恵みの冠をかぶらせます。
あなたの通られた跡には 脂が滴(したた)っています
荒野の牧場に滴(したた)り
もろもろの丘も喜びをまとっています
牧草地は羊の群れをまとい
広やかな平原は穀物を覆いとしています
まことに喜び叫び 歌っています
創造主ご自身が地を訪れ、豊かな祝福を与え何と被造物自身が喜び叫び歌っているという描写になっています。
聖書協会共同訳のこの詩篇の始まりは以下のように記されています
シオンにいます神よ
あなたには沈黙も賛美
これは驚くべき大胆な意訳とも言えますがこの春の様々な芽生えを静かに思い巡らすこと自体が、主への賛美となると考えると納得できます。
昔の僕にとって、5月は稲の田植えにほんとうに忙しい時期でした。そして、不思議にこの詩篇は田植えにも適用して歌える気がします。
すべては神の恵みとあわれみから始まっています。
祈り
主よ 私たちのすべての生活はあなたの一方的な恵みとあわれみから始まっています。それを沈黙のうちに思い巡らさせてください。「あなたには沈黙も賛美」であることを覚えさせてください。