メルケル首相のお話し〜詩篇8篇「人とは何者なのでしょう」

現在、日本では、感染対策を巡って、移動の制限か、経済対策のGoToキャンペーンの推進かというような意見の対立が生まれています。しかし、今日になって、約2週間前のメルケル首相のお話しを聞いて、感動しました。ドイツでは今、一日に600人の方が亡くなる緊急事態です(日本は41人)。

詩篇8篇には、「人とは何者なのでしょう」という問いかけがあります。ドイツのメルケル首相は、この感染爆発(パンデミック)を通して、私たちは互いに協力し合うことのすばらしさをともに体験できた、国境を超えた協力によって、ウィルスよりも強くなることができつつあると、人々に希望を与えています。

私たちは、このパンデミック危機によって、協力し合うことの美しさを体験できた、何のために人が生かされているかを考えることができたと語っています。そう、「人は、互いに愛し合うために生まれた」とふと思わされました。

以下はコンピューターソフトを用いて翻訳し、修正を加えた原稿です。

ドイツ・メルケル首相のアドベントの閑話

こんにちは、私たちは非常に特別な週を経験しています。私たちはパンデミック(感染爆発)対応の重要な段階にあります。すべての歴史的経験は、特にパンデミックの第2波が非常に困難であることを示しています。

痛みも激しいです。特に、毎日のようにウイルスに感染して亡くなって行かれる人や、ウイルスに感染して亡くなる方のことを考えてみましょう。また、この時間に病院で命をかけて戦っている人たち、そのためにすべてを捧げている医師や看護師のことも考えてみましょう。

そう、パンデミックの第二波が全てを握っているのです。それは歴史が示していることです。そして、それはまた起こり続けています。しかし、パンデミックが始まってからの10ヶ月間、私たちが、一人一人として、また共同体として、何ができたのかを、少し誇らしく思うことができるのではないでしょうか。

私たちはどのようにしてパンデミックに立ち向かってきたのでしょうか:理性をもって、心をもって、規律をもって、愛する人のために、隣人のために、思いやりをもって、長い道のりを歩んできました。

今年の初めを簡単に見てみましょう:私たちは全く未知のウイルスに対処していました。今日では、感染経路や自分の身を守る方法、症状や治療法などについて、非常に多くのことを知ることができました。年明けにワクチンの研究が始まりました。当時は、どれだけ早く開発が可能になるかは誰にも言えませんでした。今日、ドイツの多くの場所ではすでに予防接種センターが準備されていますが、それは、このような心強い研究結果があるからです——人類の歴史の中で記録的な短い時間で。

いつ来るかわからない日にたった一つのワクチンを手にするというのではなく、数種類のワクチンが今、ごく近い将来に利用可能になっています。そして、それはなぜなのでしょうか?

なぜなら、人間には研究熱心な精神があるからです。世界中の最高の科学者たちが、人間のうちには何があるかを示しているからです。

このパンデミックで何か良いことがあるとすれば、それは次のことです。心を込めてともに行動し、忍耐力と創造性をもってともに行動し、何よりも国境を越えて協力し合えたとき、人間には何ができるのかを示しているのです。

しかし、科学者ではなくても、ウイルスに対抗して効果的なことをすることができます。すべての人、一人ひとりが何かをすることができます。

例えば、年の初めには誰も想像していませんでしたが、その数ヶ月後には、いつでもどこでも適切な場所で、ほとんど当たり前のようにマスクを着用するようになりました。私たちがそれをするのは、他の人を、そして最終的には自分自身を守るためだと知っているからです。

人との社会的な距離を保つというようなことは考えもしませんでした。しかし、私たちは、それが私たちと私たちの身近な人を守ることを知っているからこそ、それを行うのです。

手の消毒を行い、家や職場の部屋の換気を、パンデミック前よりもずっと頻繁に行うようになりました。また、国内外への旅行を控えたり、ウイルス接触確認アプリを使って連絡先を追跡する、などなど、年の初めには想像もできませんでした。

私たちがそれをするのは、それがウイルスの拡散を封じ込めるのに役立つことを知っているからです。また、政府が何十億、何十億もの資金を、生活が脅かされている人たちを援助することは想像もできませんでした。しかし、それのようにするのは、誰よりも、パンデミックのせいで苦難に会っている人を助けるためです。

私たちは今、健康か経済、健康か文化、健康か教育かの優先順位をつけるというのではなく、常に健康も経済も、健康も文化も、健康も教育も同時に守るべきものであると確信しているから協力し合っているのです。

これはすべて簡単ことではありませんが、私たちはこれまで互いに協力し合って乗り越えてきました。パンデミックの恐怖を何か月間もともに乗り越えて、それに対応してきました。

ですから今、私たちはパンデミックに対抗して何かの義務を果たす——ルールを守り、コンタクトを減らす、クリスマスの時期と年の変わり目にさえも——というのではなく、私たちは何かを行うことができるということです。それはそれを行う価値があることを知っているからです。

特に今日は、アドベント初日とクリスマスシーズンの始まりに、皆さんと私たち全員でもう一度励まし合っていきたいと思います。冬でも、クリスマス前でも、年の変わり目でも、私たち全員に適用される規範を守り続けることで、私たちが何のために生かされているのかを人々に示し続けましょう。

なぜなら、それが価値のあるものになるということを知っているからです。私たちは協力し合えば、ウィルスよりも強くなることができます。そして、私はあなたがたお一人お一人に心からの祝福をお伝えし、静かで平和な最初のアドベントを喜ぶことができるようにお祈りし申しております。

www.DeepL.com/Translator(無料版)からの修正、翻訳最終責任 高橋秀典