僕の郷里の近くから育った一学年上の歌手、藤圭子さんが痛ましい死を遂げました。「十五、十六、十七と私の人生暗かった・・・一から十までバカでした、バカにゃ未練はないけれど・・・夢は夜開く」という人生を投げ出したような歌詞が、心に焼き付いています。演歌というより怨歌と呼ばれた歌い方には、人生の不条理に対する彼女の怒りが込められていたのかもしれません。中学時代は勉強が好きで評判になるほど成績が良かったのに、流しの旅芸人のような親に振りまわされて進学をあきらめ、歌がヒットしてもお金は父親の博打に消えて行きます。 “ヨナ1章〜2章「主の御顔を避けることの愚かさ」” の続きを読む
ヨナ1章〜2章「主の御顔を避けることの愚かさ」
2013年8月25日