多くの人々は回心の体験と聞くと、「真理を真面目に探究した結果、また自分の人生に深く悩んだ結果、イエス様以外に救いはないということを発見できた」というイメージを抱きがちです。 “ローマ人への手紙11章25〜36節「人の回心による不思議」” の続きを読む
エレミヤ49、50章「失敗の本質に見られる主のさばき」
日本の組織の硬直性を描いた名著に「失敗の本質―日本軍の組織的研究」があります。そこで「成長期には異常な力を発揮するが、持久戦にはほとんど敗者復活ができない。成長期には、組織的欠陥はすべてカバーされるが、衰退期にはそれが一挙に噴出してくる」という結論が記されています。 “エレミヤ49、50章「失敗の本質に見られる主のさばき」” の続きを読む
ローマ人への手紙11章16〜24節「接ぎ木された異邦人クリスチャン」
私たちの教会では、旧約聖書の物語の全体像を理解することに力を注いでいます。数千年前のイスラエルの歴史が、21世紀に生きるアジアの東の島国に生きるクリスチャンに何の関係があるのかと思う方がいるかもしれませんが、今日の箇所では、「あなたが自然によるオリーブの木から切り取られ、自然に反して、栽培された(良い)オリーブに接ぎ木された」(11:24) と記されています。 “ローマ人への手紙11章16〜24節「接ぎ木された異邦人クリスチャン」” の続きを読む
マタイ福音書7章21~27節 「天の御国に入る者」(原口謙神学生)
2025年2月2日(音声のみ)
エレミヤ45〜48章「万軍の主 (ヤハウェ) の前での謙遜と誠実」
歴史は神の物語である (History is His story) という見方があります。しかし、それはときに社会的弱者に一方的な忍耐を強いることばにもなります。 “エレミヤ45〜48章「万軍の主 (ヤハウェ) の前での謙遜と誠実」” の続きを読む
ローマ人への手紙11章1〜15節「イスラエルの救いのために用いられる異邦人」
キリスト教の歴史の中で、ユダヤ人はイエスを十字架刑に追いやった異端者として罵られ、迫害を受け続けてきました。その結末がナチス・ドイツによるユダヤ人絶滅計画でした。 “ローマ人への手紙11章1〜15節「イスラエルの救いのために用いられる異邦人」” の続きを読む
伝道者の書9〜12章「キリストにある冒険の勧め」
北海道大学のキャンパスには、建学の基礎となったクラーク博士の銅像が飾られ、そこに彼の別れのことばが、「Boys, be ambitious(青年よ、大志を抱け)」と記されています。それは自分の小さな殻に閉じこもることなく、神の広い恵みの世界にはばたいて、神と人とのために生きることを意味します。 “伝道者の書9〜12章「キリストにある冒険の勧め」” の続きを読む
伝道者の書3〜9章「人生における成功とは」
ビートルズのジョン・レノンは1980年12月8日にニューヨークで暗殺されましたが、その三日前に、間もなくリリースされる「ウーマン」という曲に関して、「女性が僕たちのために何をしてくれるのかが分かったんだ。ヨーコが僕のためにしてくれることだけではなく、すべての女性がしてくれることを」と語っています。 “伝道者の書3〜9章「人生における成功とは」” の続きを読む
伝道者の書1〜3章「『日の下の』の空しさと『天の下』の幸い」
この書は、「エルサレムの王、ダビデの子、伝道者のことば」と最初に紹介されており、伝統的にダビデの子、ソロモン王によって今から三千年近く前に記されたと言われます。 “伝道者の書1〜3章「『日の下の』の空しさと『天の下』の幸い」” の続きを読む
エレミヤ42〜44章「神のみこころは何か」
現代の多くの信仰者も、「私にとっての神のみこころは何でしょう……」と真剣に尋ねることがあるでしょう。しかしそれが示されたときに、それに従う用意ができているでしょうか。 “エレミヤ42〜44章「神のみこころは何か」” の続きを読む