2025年6月15日
広瀬志保先生
2025年6月15日
広瀬志保先生
「希望」こそ人に生きる気力を与えます。そして私たちは、「一つの希望にあずかるように招かれた」(エペソ4:4協会共同訳) と言われます。「一つの希望」が何であるかを私たちは本当に理解しているかが問われます。 “ローマ人への手紙15章1〜13節「希望の神がすべての喜びと平安で満たす」” の続きを読む
しばしば日本では、一神教信仰が争いの原因になっているかのように紹介されることがありますが、ユダヤ教もイスラム教も私たちの信仰も、すべて一人のアブラハムから始まっています。イスラム教の開祖マホメット自身も、あくまでも「アブラハムに最も近い者、彼のあとに従った者」(コーラン3:67) として紹介されます。ですから、アブラハムの信仰の原点に立ち返ることこそ、世界の和解の鍵になるとも言えましょう。 “創世記11章27節~17章「信仰の父アブラハムを召し、育てた神」” の続きを読む
ローマ書は「手紙」として記されています。手紙は相手の状況を聞いた上で書かれていますが、それを読むのは、あなたが誰かと誰かの電話の会話の一方だけを聞くようなものです。ですからローマ人への手紙を正しく解釈したいなら、当時のローマの状況を調べることはとっても大切です。 “ローマ14章13〜23節「ユダヤ人と異邦人からなる神の国」” の続きを読む
「神がいるなら、なぜ世界にこのような混乱があるのか?」という疑問を多くの人が抱いています。今回の箇所はそれに対する答えが記されます。 “創世記2章4節~3章24節「神のようになることの悲劇」” の続きを読む
先日のメッセージでアウグスティヌス (354年~430年) の回心において、「ですから、昼にふさわしい歩み方(昼らしい、品位ある生き方)をしようではありませんか。遊興や酩酊ではなく、また、淫乱や好色でもなく、争いやねたみでもない生き方を。むしろ、主イエス・キリストを着なさい。そして欲望を満たそうなどと、肉の計らいをしてはなりません」(13:13、14) とのみことばが決定的な意味を持ったという話しをしました。 “ローマ14章1〜12節「立場の弱い人を受け入れなさい」” の続きを読む
人生には、「あれさえ起きなければ、違った展開になったはず……」と思えるようなことが次々と起きますが、聖書にはこの世界の始まりと目的地の両方が記され、私たちの心の目を近視眼的な視点から解放してくれます。 “創世記1章1節~2章3節「神のかたちとして、神の神殿なる世界を治める」” の続きを読む
「The road to hell is paved with good intentions(ドイツ語が原典:Der Weg zur Höllen sey mit lauter gutem Vorsatz gepflastert. 地獄への道は、純粋な良い決心の数々で舗装されている)」と言われます。 “ローマ人への手紙13章8〜14節「主イエス・キリストを着なさい」” の続きを読む
新型コロナ蔓延のただ中で、「恐怖からの解放者イエス」と題して、ヘブル人への手紙の私訳と解説の本を出版していただきましたが、今回は、326頁の本の要約を30分間でお話しさせていただきます。 “ヘブル人への手紙2章5〜18節「死の力を滅ぼした方に従う幸い」 ” の続きを読む
「どうせ私なんて……やるだけ無駄だ……」という自己嫌悪と絶望感は、多くの人の心の底に巣食っています。また、激しい痛みの中で、人はふと「もう、死んでしまいたい」と願うことがあります。 “エゼキエル16章「生きよ!」” の続きを読む