昨年末から、韓国が大変なことになっています。
日本の報道だけを見ると、韓国の保守的なクリスチャンが北朝鮮の脅威を強く意識しながら、現在の保守政権を必死にどうにか守ろうとしているという話しは見えて来ません。韓国の方々の感情的な動きを冷めた目で見る前に、あの残虐な独裁国家と対峙している状況の厳しさを私たちはもっと理解し、祈るべきではないでしょうか。
今回の事件の背後に、もともと野党が国会の多数派を取って、健全な政権運営ができなくなっていたということがあります。もちろん、多くの信仰者は、戒厳令の発布などには賛成しないと思いますが、そうせざるを得なくなったほどの政治の機能不全にこそ目を向けるべきかと思われます。
そして大統領代行までが野党によって罷免される中で、今回の悲惨な航空機事故が起こっています。まさに政治的な指導力が失われている中で、次から次と問題が起きているのです。
韓国のクリスチャンと心を合わせて政治の安定化のために祈るべきでしょう。 “詩篇11篇〜2025年の始まり 韓国の政治” の続きを読む
詩篇10篇〜2024年最後の仕事 50人分のレポート評価
今日は今年最後の仕事で、ある神学校の講義レポート、累計50人分を読んで短い感想を書かせていただきました。
ヨシュア記、オバデヤ、ナホム、アモス、ミカ、ダニエル、歴史書のまとめです。一人でそれぞれすべてのレポートを出す方もいらっしゃいました。特に今年は歴史書の講義準備に本当に苦労しました。 “詩篇10篇〜2024年最後の仕事 50人分のレポート評価” の続きを読む
詩篇9篇〜保守政治家「石破茂」を読んで
少し前に「保守政治家 石破茂」という本を読みました。クリスチャン首相として、政治的な見解の違いを超えて期待したい面があるからです。
そこで彼の次のことばが面白いと思いました。 “詩篇9篇〜保守政治家「石破茂」を読んで” の続きを読む
詩篇8篇〜人とは何者なのでしょう
「万軍の主」は、ダビデを「羊の群れを追う牧場からとり……イスラエルの君主とし」(Ⅰ歴代誌17:7) たばかりか、その王家は永遠に続くと約束されました。
それを聞いた彼は、神に向かい、「私がいったい何者であり、私の家が何であるからというので……ここまで私を導いてくださったのですか……この私はあなたの御目には取るに足りない者でしたのに……あなたは私を、高い者として見ておられます」(Ⅰ歴代誌17:16、17) と感謝の祈りをささげました。
これこそ、詩篇8篇が記された背景です。 “詩篇8篇〜人とは何者なのでしょう” の続きを読む
詩篇7篇〜ウクライナの船越先生から
先日、当教会からバザーや秋の音楽会の収益金、指定献金等をお送りしましたが、船越先生から以下のような感謝のおことばが届いております。 “詩篇7篇〜ウクライナの船越先生から” の続きを読む
詩篇6篇〜ドイツ政治の混迷と気の長さ
ドイツのショルツ政権不信任案の可決によってドイツの政局の混迷が話題になっております。フランスの政治の混迷と合わせて、国際政治におけるヨーロッパの発言力の低下が懸念材料とされています。 “詩篇6篇〜ドイツ政治の混迷と気の長さ” の続きを読む
詩篇5篇〜神の義の現れを待ち望む祈り
今日は、詩篇5篇をお分かちします。以下は新改訳第三版の訳です “詩篇5篇〜神の義の現れを待ち望む祈り” の続きを読む
イザヤ52、53章〜飼い葉桶の傍らに・ドイツの最高のクリスマスの讃美歌
今日の朝の祈祷会で、皆が口々に、世界各地での戦争や各国内の争いのことが話題にして、ともにお祈りしていました。
私たちは「神の御腕」、つまり、神のみわざが見えないと思いますが、預言者イザヤは、神のご支配は 貧しい姿を取る救い主に現れたと語ります。以下のイザヤ52章7節、イザヤ53章1–4節です(私訳)。 “イザヤ52、53章〜飼い葉桶の傍らに・ドイツの最高のクリスマスの讃美歌” の続きを読む
詩篇4篇〜「苦しみのときのゆとり」 アサド政権の崩壊
先日の聖日礼拝でエレミヤ書38–41章の箇所から、国の支配者は誰よりも自国民を恐れているという話しをしたら、まさにシリアでそれを象徴することが起きました。首都のダマスカスとは、聖書で「ダマスコ」と呼ばれる町と同じです。3000年前から戦争が日常の世界です。
今回、アサド政権の崩壊で、多くの牢獄に入れられていた人々が解放されました。反政府的な発言をしたというだけで捉えられ、拷問を受けていた人々です。
本当に感謝なことです。ドイツのニュースではそのことに注目が集まっていました。それとドイツに百万人近く住んでいるシリア難民のことも話題になっていました。 “詩篇4篇〜「苦しみのときのゆとり」 アサド政権の崩壊” の続きを読む
詩篇3篇〜不眠と安眠 賛美「あなたの愛で」
二週間ほど前ですが、喉と目の痛みで眠られないことが何日か続きました。自分の咳が止まらず、一瞬、呼吸困難に陥りました。
今は回復していますが(まだ声が出にくいですが)、改めて、ゆっくりと眠られることの幸いを覚えさせられました。 “詩篇3篇〜不眠と安眠 賛美「あなたの愛で」” の続きを読む