詩篇14篇〜愚か者は、「神はいない」と言う

 最初に、「愚か者は心の中で、『神はいない』と言っている。彼らは腐っており、忌まわしい事を行っている」と記されますが、「愚か者」とはヘブル語でナバルと記されます (Ⅰサムエル25:25参照)。
 後にダビデの妻となったアビガイルは、愚かさのため自滅した夫のナバルに関して「あのよこしまな者」と呼びました。家来もナバルを避けていました。
 彼は自分の羊の群れがダビデによって守られていたことを知ろうともせずに、ダビデの怒りを買いました。 “詩篇14篇〜愚か者は、「神はいない」と言う” の続きを読む

詩篇13篇〜いつまでですか?

 ダビデは、1、2節で「主 (ヤハウェ) 」の御名を呼びながらも、何と四回にもわたって、「いつまで、救ってくださらないのか」という趣旨で、「いつまで……私を永久にお忘れになるのですか」「いつまで御顔を……お隠しになる」「いつまで私は……思い計らなかればならない」「いつまで敵が……勝ちおごる」と大胆に訴えます。 “詩篇13篇〜いつまでですか?” の続きを読む