米国でトランプ政権が再び誕生することが決まり、今後の国際情勢、特にウクライナがどうなるのか、ということが本当に気になります。
ただ、このことを政治的に見る前に、現実のウクライナの人々の苦難の面から見て、全能の神に祈り続けることが、何よりも大切ではないでしょうか。
ウクライナの南部オデーサで26年間、宣教師として働いておられる船越先生ご夫妻を当教会にお招きし、昨年3月末、今年6月末の二回にわたって宣教報告をしていただくことができました。
本当に感動的なときで、当教会外からも多くの方が参加してくださいました。その際に多くの支援金をお贈りすることができました。
個人的にも嬉しかったのは、拙著「現代人の悩みに効く詩篇」のほか、小生の詩篇の解説をお用いくださっているとお聞きできたことでした。
ウクライナは本当に遠い地ですが、船越先生を通して、私たちの祈りとささげ物と福音が、ウクライナで苦しんでおられる方に届けられているというのは、何という特権でしょう。
そしてなんと、船越宣教師の働きがNHKのEテレで一時間も放送されました。今週土曜日にも再放送されます。
ぜひ、録画してご覧いただければ幸いです。見逃し配信も可能かと思います。
とにかく、NHKの報道技術を存分に生かしたすばらしい番組になっています。一時間にわたって、矛盾した現実社会に生きる聖書の福音の力が証しされているような番組です。
しかも、それがウクライナの生の現実と合わさって報道されていますので、まったく退屈することもなく、興味を持って見ることができます
また聖書の福音とは何か、ということが船越先生ご夫妻の生い立ちから、また今の働きに至るまでという人生のストーリーの中で語られていますので、本当にインパクトがあります。
ぜひ、ぜひ、録画して、何度でも見ていただきたいと思います。以下のようなNHKの番組紹介になっています。
「」ウクライナ 苦しみとともに歩む
牧師 船越真人
NHK Eテレ 11月9日(土)午後1時(再放送)
初回放送日:2024年11月3日
ウクライナで戦闘の最前線に支援物資を届け続ける船越真人牧師。ソ連崩壊後の混乱、ウクライナ戦争、人々と共に歩んできた船越牧師の26年間の苦しみと祈りの日々。
ロシアとの激しい戦闘が続くウクライナで、最前線に残る住民に支援物資を届け続ける船越真人牧師。
1998年にウクライナに渡り、ソ連邦崩壊後の混乱の中でアルコールや薬物の中毒に苦しむ人々と自らの教会を拠点に向き合ってきた。
人々の苦悩に追い打ちをかけるように起きたウクライナ戦争では、戦場から傷つき帰還した兵士たちの心のケアも行う。ウクライナに暮らして26年、人々の苦しみと共に歩んできた人生について伺う。