キリスト教国ではまだクリスマスに入ったばかりの季節です。ドイツにいたとき、クリスマスツリーが24日のイヴの日に初めて飾られたことに驚きました。1月6日は三人の東方の博士たちが幼子イエスを礼拝しにきたことを記念する公現日(エピファニー)で、それまでがクリスマス期間になります。
友人から「きよしこの夜」が一番最初に歌われたオーストリア・ザルツブルグのオーベンドルフ教会での演奏ビデオを紹介していただきました。最初のときにちなんで、ギター1本での伴奏です。以下でご覧いただけます
しっかと六番までの歌詞が、以下の直訳の通りに歌われていて、とっても嬉しくなりました。これは先週ご紹介申したとおりです。この静かな歌い方で、原詩の意味を味わっていただければ幸いです
- 静かな夜、聖なる夜。すべてが寝静まっている。
信頼し合う、聖なるふたりだけが目覚めている。
愛らしい巻き毛の赤子が、天的な平安のうちに眠っている。
天的な平安のうちに眠っている。 - 静かな夜、聖なる夜。神の御子が何と、微笑んでいる。
その気高い御口からの愛をもって。
救いの時が私たちについに到来した。イエス、その誕生の時、
イエス、その誕生の時。 - 静かな夜、聖なる夜。この世に御救いがもたらされた。
まばゆく輝く天の高みから。
満ち溢れる恵みが私たちに現された。人の姿のイエスにおいて、
人の姿のイエスにおいて。 - 静かな夜、聖なる夜。そこに今日、すべての御力が、
御父の愛から、溢れるように注がれている。
慈愛に満ちた兄として抱擁してくださる、イエスが世界の民を、
イエスが世界の民を。 - 静かな夜、聖なる夜。はるか昔から私たちを思い、
主はご自身の御怒りを鎮めようとされていた。
御父は、はかり知れないご計画の中で、全世界への祝福を約束された、
全世界への祝福を約束された。 - 静かな夜、聖なる夜。羊飼いたちは最初に御告げを受けた。
御使いたちの「ハレルヤ!」によって。
その声は、遠くに近くに響き渡る。「救い主イエスが今ここに」、
「救い主イエスが今ここに」と。